2016/10/8

秋涼の候に想う  公演情報

9月24日(土)國立臺灣師範大學(National Taiwan Normal University)での「Morzat&Italian Pre-Vrdi 」 演奏会や、10月1日に、バッハの「コーヒー・カンタータ」のシュレンドリアンや「ミサ曲ト短調」を歌った「二期会バッハ・バロック研究会」15周年記念コンサートも無事終わり、季節は実りの秋を迎えました。
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2016年9月24日 台北にて

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10月1日 Hakuju Hall にて

今月からは、オペラのリハーサルが本格的に始まるので、役作りなどいろいろと研究しているところです。

リヒャルト・シュトラウスの作品をこよなく愛した故若杉弘さんとともに、1986年の日本リヒャルト・シュトラウス協会第11回例会で、 演奏付き講演 で、モリエールの「町人貴族」から「ナクソス島のアリアドネ」に参加した時のことを思い出していました。

その後、2004年にやはり若杉弘指揮・東京交響楽団の演奏でリヒャルト・シュトラウス『インテルメッツォ』ー(交響的間奏曲を伴う2幕の小市民喜劇ー(日本初演)の ロベルト・シュトルヒ役を歌いました。
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撮影:竹原伸治

今回参加するプロダクションは、シモーネ・ヤングが日本ではじめてオペラを振ることでも話題となっている、東京二期会とライプツィヒ歌劇場との提携公演/リヒャルト・シュトラウス『ナクソス島のアリアドネ』です。
私は演出のカロリーネ・グルーバーの希望で、シングル・キャストの執事長役に出演します。
(彼女の演出では2005年にツェムリンスキー『フィレンツェの悲劇』シモーネを歌い、その後も何度か来日来いてます)。

執事長役(Der Haushofmeister)は、語り役。
ウィーンの金持ちの邸宅での祝宴で行われるオペラ上演に際し、金満家のパトロンのきまぐれかつ無理難題の意向を、舞台には登場しないパトロンに代わり、芸術家たちに大仰に伝えるという役どころです。ドイツでは役者や往年の名歌手が出演することもあり、ベーム指揮ウィーン国立歌劇場公演では、ウィーン国立歌劇場の看板歌手として活躍した美声のエーリッヒ・クンツや、クリスティアン・ティーレマンが、2012年バーデン・バーデン祝祭劇場でシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した際にはオペ レッタでも活躍し、ヘルデン・テノールとしても一世を風靡したルネ・コロが執事長を演じていました。

この作品の魅力は何と言ってオペラの制作過程を垣間見るようなプロローグも含め、音楽と哲学が融合した活き活きとした展開の妙にあります。
ツェルビネッタの超絶技巧を駆使したアリアや、ギリシャ神話に登場するアリアドネやバッカスの名唱、ヘルマン・プライなども好演した道化師ハルレキン等、選りすぐりの旬の歌手たちが共演し聴きどころも沢山!
シュトラウスは、この作品の中に出てくる作曲家役は、若きモーツァルトを想定したいたようで、女声のズボン役が登場します。リヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士」がお好きな皆さまもきっと楽しんでいただけることでしょう。
会場は日比谷の帝国ホテル向かいの日生劇場です。1300席と舞台との距離も近いので、臨場感あるオペラ体験にはもってこいです。オペラ初心者のかたもオペラ通の方も、ぜひこぞってご来場いただければ幸いです。

東京二期会『ナクソス島のアリアドネ』字幕付き原語(ドイツ語)上演
11月23日(水・祝)17時開演・24日(木)26日(土)27日(日)14時開演 
日生劇場 上演時間約3時間(休憩1回含む)

http://www.nikikai.net/lineup/ariadne2016/index.html  公演詳細

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◎インターネットラジオ 林田直樹さんの「カフェ・フィガロ」に出演 させて頂きました。
登録頂けると2週分の放送を無料でお聞きいただけます。


https://www.blue-radio.com/program/cafe/index.aspx?genrename=160911

https://www.blue-radio.com/program/cafe/index.aspx?genrename=160904


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