鳥インフルエンザも地域に大打撃を与えてます。
もう、これ以上感染が広がらない事を祈ります。
2月1日は、口蹄疫被害者協議会で、道路の防疫散水作業に
行ってきます。もう数日前から、散水防疫作業はされてます。
私は、体調不良で行けませんでしたが、1日には行こうと
頑張って来ます。
新燃岳の噴火でも、多くの被害が出ております。
降灰で道路も灰が巻き上げられて運転も大変です。
事故も起きてます。
屋根に積もった、灰を掃除するのにも怪我を気を付けながら
大変な作業されてます。
道路の灰、家の周りの灰の掃除作業も大変です、どうか
皆さん、頑張ってください・・・としか言えないのも
歯がゆいですが・・・。
畑の農作物も収穫が出来るか?不安な状況です。
私と同じ、酪農家の方々も、不安な状況です。
人の生活も大変なのに、牛のお世話も厳しい状況だそうです。
今後、避難勧告でも出たら、牛をどうするか、移動しなくちゃと
今、協議されてるそうです。
それには、受け入れ先も構えないといけません。
乳牛を受け入れるのも大変なので、近くの町も県も協議して
今後の対策を考えてるそうです、明日も、会議があるそうです。
我が家でも、受け入れが出来たら良いのですが、でも、まだ、
牛舎の修理最中です・・・・。
あ〜〜〜〜、もう、これ以上、被害が出ない事を祈ります。
読売新聞から抜粋
昨年の口蹄疫(こうていえき)被害で牛や豚を殺処分された
県内の畜産農家が、新富町で発生した鳥インフルエンザの
防疫作業にボランティアとして参加している。
口蹄疫被害者協議会が、新富町の養鶏場での殺処分に
連日10人前後を派遣しており、若手を中心に協力を
申し出ている農家は約100人に上る。
農家同士が力を合わせ、早期終息に向けた取り組みが
続いている。(甲斐也智)
「口蹄疫のときは地域の人に迷惑をかけた。
今回は恩返しする番」。
ボランティアに参加している新富町の酪農家、
松浦幸徳さん(30)は力を込める。
酪農は父の博俊さん(59)が1970年に始めた。
しかし、昨年4月の口蹄疫の発生を受け、飼っていた
牛74頭はワクチンを接種された後、同6月にすべて殺処分された。
松浦さんは獣医師がワクチンを打つ間、牛を押さえ続けていた。
接種後、自然と涙がほおをつたった。殺処分は獣医師や
県職員だけでなく、地元の養鶏農家も手伝ってくれた。
牛の飼育を再開したのは昨年12月。現在は30頭を
飼っており、来月からは搾乳もできるようになる見通しだ。
再建がようやく軌道に乗りかけた頃、鳥インフルエンザが
発生した。
一帯は一大養鶏地帯。「感染が拡大すれば地域がつぶれる」。
松浦さんは弟の千博さん(25)らとともにボランティアに参加した。
初めて参加した25日は、殺処分され、袋に詰められた鶏を
フォークリフトで農場から埋却場所に運ぶ作業を手伝った。
「たった半年後に、また殺処分にかかわるなんて……」。
自身の体験とも重なり、やるせなさが募った。
この日は農家7人がボランティアで作業を手伝ったが、
重苦しい雰囲気の中、休憩時間中もほとんど会話はなかった。
「こんな思いをする農家をこれ以上増やさないためにも、
地域の復興のためにも、絶対にここで抑え込まなければならない」。
そんな思いで松浦さんは作業を続けたという。
口蹄疫被害者協議会は27日、感染した鶏ふんの処理に
農家を派遣し、幹線道路での車両の消毒も行う予定だ。
吉松孝一会長(54)は「牛や豚に続き、鶏もいなくなれば
宮崎全体が沈む。悲劇を繰り返したくない」と語る。
防疫作業にあたっている県の担当者は「大変ありがたい申し出。
沈んだ地域を元気づける行動であり、同じ畜産で被害に
あった経験を糧に、宮崎の復興に向けて一丸となって
頑張ってもらいたい」と話している。
(2011年1月28日 読売新聞)

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