家畜伝染病である「口蹄疫」を否定できない事例が確認されたことから、
動物衛生研究所へ検体を送付することといたしました。これを受け、
防疫措置に万全を期すため、知事を本部長とする口蹄疫防疫対策本部会議を
開催いたします。
1 確認場所
都城市に所在する和牛繁殖農家(飼養頭数10頭)
2 検体の送付予定
検体の送付時間19:40 宮崎空港発、5頭分
3 当面の措置
半径20km以内の農場に対する移動自粛及び県内の家畜市場等の
畜産関連行事の開催自粛を要請します。
4 対策本部会議の開催
県口蹄疫防疫対策本部会議(本部長:知事)を開催します。
日時:4月25日(月)19:30
場所:知事会議室
※ ただし、今回の対策本部会議は冒頭の概要説明の取材は可能です。
その後の議事については、農場情報等が含まれるため、退室を
お願いしますが、対策本部会議終了後、県政記者室で説明を
予定しています。
5 留意事項
今回は口蹄疫を否定できないことから、宮崎県口蹄疫防疫マニュアルに
基づき、その確認を行うための検体送付であり、これまでプレスリリース
してきた疑似患畜の確認とは異なりますので、慎重かつ冷静に対応いただ
くようお願いします。
6 その他
(1)口蹄疫は、牛、豚、水牛等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染する
ことはありません。また、感染牛の肉が市場に出回ることはありませんが、
仮に感染牛の肉を摂取しても人体には影響ありません。
(2)今後、報道機関には発生状況や防疫対策の進捗状況について
適時情報提供に努めてまいりますので、生産者等の関係者が根拠の
ない噂などにより混乱することがないよう、御協力を御願いします。

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