1月の読書ノート。10点満点です。
「SMAP 解散騒動の全内幕」 常田裕+宝島特別取材班 4点
昨年の前半の本で、解散騒動までで、解散は決定する前の状態のときのもの。気晴らしに読む。
タレント本は時間が後戻りする。
「黒猫の遊歩あるいは美学講義」 森 晶麿 7点
もう少し衒学的な、あるいは論理的な展開かと期待していたが、思いのほか論理が緩い。作者は推理小説の論理展開の術を知らないのかもしれない。
「タイムスリップ水戸黄門」 鯨統一郎 4点
ここまで、論理なしに進むと、それはそれでまあいいか、という小説。ぼうっと読むと、愉しい。
「雪煙チェイス」 東野圭吾 6点
シリーズもので、映画化に合わせて、出版。伏線らしい伏線もなく、三人称ではあるが、一人称として書いている。売れているのだから、まあいいか、という小説。
今年は出だしから不調。黒猫には期待していたのだが。

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