6月の読書ノート。10点満点です。
「神様が宿る家」 澤田升男 5点
自虐的な自伝から神様が宿る家の仕様の解説までを描いているが、神様の定義がわからない。こだわりの健康住宅になぜ神様が宿るのか、論理の飛躍がここにあり。
「劉邦 上」 宮城谷昌光 7点
今までの歴史小説にはない、宮城谷節での劉邦がこの後、項羽と出会って、どう描かれるのか愉しみ。
「沙中の回廊 上」 宮城谷昌光 5点
士会が主人公だが、なじみがなくて、のめり込みにくい。文王が流浪のときの話と思っていたが、文王死後の話だった。
「住宅産業大予測 2015」 新建ハウジング 7点
今年度の住宅業界の予測。スリリング。
「探偵倶楽部」 東野圭吾 5点
初期作品だが、論理的な解決な甘さとラストへのつながりに少々の難がある。短編集なので、もっとアクロバティックなものを期待していたのだが・・・。
「恋に落ちたアイドル」 心樺 2点
初のケイタイ小説。 何、これ?
「幽霊結婚」 赤川次郎 3点
旅行のお伴。
旅行のおかげで、4か月ぶりの休みととともに、7冊の読了が付いてきた。4日間で5冊読了。

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