6/27は「全国歯科大学病院放射線技師協議会」という集まりが新潟大歯学部でおこなわれ、僕もパノラマ診断の教育講演に招かれ、参加して来ました。
僕の講演の直前におこなわれたパネルディスカッションでは「障がい者の撮影」をテーマに先進的な取り組みをしている各施設から報告。
広島大学歯学部で、自閉症の子どもたちに「絵カード」を活用した取り組みは、非常に興味深いものでした。
歯の撮影装置の先には「コーン」と呼ばれる筒状のものが取り付けられているのですが、それを自閉症の子どもたちは怖がるそうで、そこに使い捨ての紙コップを利用してキャラクターの絵を貼ってはめこみ(X線にとっては紙は問題にならないのでじゃまにならない)、大きな成果を得ているとの事。6歳未満の普通の子どもたちにも喜ばれているそうです。
僕の教育講演では、最初に座長の技師さんが、僕が事前に送った経歴以外にも、社会活動やこのブログのことまで紹介してくれて面食らいました(笑)。
僕のパノラマ診断・技術のプレゼンテーションは、はもともと歯科医師向けに作成したものなので、どんな反応かなと手探りだったのですが、これが大好評。いつものように用意したCDも飛ぶように売れました。
懇親会でもすっかり盛り上がり、いろんな施設の人と話して、技師さんたちが現場でさまざまな苦労をされていろんな工夫もされていることに、あらためて感心しました。
そして僕は、若い技師さんたちと3次会まで突入。終わったのは夜午前1時。
楽しい時間を過ごしました。
関係者の皆様、ありがとうございました!

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