以前から応援していただいている方のお宅へ御挨拶に。
80歳を超えるおばあちゃんですが、しっかりしていて、歯も20本以上揃い、10人兄弟みな元気だそうです。
いろいろ昨今の政治の話題やらで話が弾んでいたところ御近所さんが昼食のおかずを持ってきて、「まあ素敵なボーイフレンドかと思ったわ」「そうなのよ。私のボーイフレンドのナカヤマさん。よろしくね」などというやりとりをしていただき、その御近所さんにもパンフレットをお渡ししました。
静かな古い住宅街で、そのおばあちゃんだけでなく、御近所のお宅ほとんどがひとり暮らし。でも、先ほどのおかずのやりとりなど、地域はしっかり結びついているとのこと。
近くに大病院があるのですが、目と鼻の先なのに、年寄りが必要な内科や消化器科がなくて、それがあればありがたいんだけど・・といったお話も聞きました。
で、帰りに庭に立っている「蝋梅」の木の枝を、あなた背が高いから折って持って行きなさい、と分けていただくことになり、それが下の写真。
「蝋梅」というのは、12月を意味する「蝋月」に咲く梅だからだそうで(不勉強にも「蝋月」ってのも知らなかった)、この梅自体、新潟では珍しいものらしい。
黄色くなった葉が落ちると、この小さいつぼみが膨らみ、花を咲かせる、というのだそうです。
「人間社会もこうじゃなくちゃ。年寄りが終わって、その代わり新しい若い蕾が元気に育って行くの」
さらに帰りには、今日刷り上がったばかりと言う年賀状を「あなたが第一号」といただきました。その中に一句があり、
「父母の法事と兄夫婦の米寿祝 兄弟十人達者で集ふ」
素敵なおばあちゃんと素敵な時間を過ごした感じです。−いつまでもお元気で。

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