4月12日、先日お知らせした、柏崎刈羽原発運転差止訴訟の東京集会に参加しました。
新潟の原告・市民の会、首都圏の仲間たちに加え、福島などからも、計200人が参加。
集会では柏崎市議の矢部忠夫さんが地元を代表して現状報告、続いて原告で市民の会の代表の大西しげこさんがアピール。
「昨日、東京電力に対して柏崎刈羽原発の適合性審査請求を撤回するよう申し入れたが、住民を被ばくさせるフィルタベント装置を平然と造る東電の態度を見て、戦争のことを思い出した。沖縄は本土の捨て石にされたが、原発を動かすため、経済のために、地元は捨て石になって被ばくを我慢してくれというものだ。何も知らずに生まれてくる子に、自分で決めることの出来ない子どもたちが、結果を全て担わなければならないのか。地元だけではなく、電力消費地の人たちに自分の問題として考えて欲しい」と訴えました。
穏やかな口調で、しっかりと怒りをこめた内容に、目頭が熱くなりました。
その後原告弁護団長の和田光弘氏から柏崎刈羽原発が抱える構造的問題、地盤地層の問題、東電の管理能力の問題などについてレクチャー。2007年の中越沖地震の際、燃料プールの水があふれたことをもっと深刻に捉えていれば、燃料プールの水温上昇や水蒸気の発生による爆発が状況を深刻化させた福島原発事故の被害を軽減することができたはずだと指摘しました。
集会の後、会場の日比谷図書館から東電前を経由して銀座までパレード。予定外で急きょアナウンス・シュプレヒコール係として街宣車に乗り込むことになってしまったのでデモの風景は撮影できず(泣)、街宣車前で1枚。
デモ終了後、新潟からのメンバーの面々。

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