2014/11/4 21:32
先ほど、テレビで見たニュースです。
不治の病で余命の宣告された女子学生が
バスケットの公式戦で4得点を上げた。
マヒのある体で懸命にプレーする姿は
全米で放送され、感動を呼んだ。
試合後にインタビューを受けた少女が
「これを最後の試合とは思っていない」
と病気に立ち向かう決意ともとれる
コメントをしていました。
…誤解を恐れず感想をのべます。
相手チームの子供達が可哀想です。
そりゃ少女には同情しますし、懸命に
プレーする姿に感動もしました。
今後も頑張って欲しいと、できれば
病気に打ち勝って欲しいとも思います。
テレビ局や支援団体が、この
センセーショナルな出来事を利用した
くなる気持ちも分かります。
しかしながら、はたして
「公式戦」
でやる必要があったのでしょうか?
少女が公式戦を目標に練習するのは
良いし、チームメイトが協力する
のもかまいません。
しかし、相手の子達だって、何ヵ月
いや、ひょっとしたら何年も前から
この大会を目標に練習してきたかも
しれないじゃないですか?
なぜ、全米が相手を応援する過酷な
アウェイの様な状況で試合しなけれ
ならないのですか?
せめて公式戦はそっとして、できれ
ば病気のことも伏せてフェアな精神
状態で戦わせてあげたい。
全米放送なんて大袈裟なことは、
チャリティー試合として特別に開催
すれば良いじゃないですか?
もしかしたらNBAのプレイヤーとか
協力してくれたかもしれないし。
思春期の複雑な心が傷付いていない
ことを心から願います。

0
1 | 《前のページ | 次のページ》