昨日、会津若松市まで行く途中で、猪苗代湖に立ち寄りました。
翁島の観光物産店のご主人に、
「このあたりで、カモいっぱいとれるところありませんか?」
と尋ねたところ、
「えっ!!! カモとるの?」
何か、ご主人、不安げな顔つきです。
「猪苗代湖に飛んで来るカモの写真を撮りたいんですが」
「ああー、写真撮るのね。カモとるって言うもんだから、また、鉄砲でカモを撃つんだと思ったー」
なるほど、カモとれる所って言ったものだから、猟銃でカモを撃つハンターと勘違いしたわけねー。言葉足らずでしたー。
「このあたりでも、白鳥の写真はいっぱい撮れるけど、カモは、長浜の遊覧船が出るあたりに、マガモがいっぱいいますよ」
「天鏡閣や翁島荘あるあたりですか」
「そう、そう」
わかった。場所は特定できました。
はれがさヤさんのブログのコメントでお答え頂いた場所と同じのようです。
ご主人、丁寧に、猪苗代湖の観光地図までプレゼントして下さいました。
親切なご主人でした。
改めて店内を見渡すと、美味しそうなものがいっぱい。
「青唐 味噌にんにく」を一瓶購入しました。
なんでも、一日に一回ニンニクを食べるのがいいそうです。
生ニンニクだと、家族や職場に迷惑かかるので、味噌漬けならいいでしょう。
で、帰宅して食べてみたら、ニンニク臭くなく、とっても美味しい。
健康に、一日一回は食べることにしよう。
風邪予防にもなるよね。
それで、
車で一路長浜に向かいました。
そしたら、
ちゃんとした駐車場があり、何と、駐車場にまでカモが群れているではないか。
カモを轢かないように、ゆっくりと運転して駐車しました。
長浜も、猪苗代湖では、有名なハクチョウ飛来地だそうです。そして、カモの数が半端でなくものすごい。何千羽でしょうね。沖合までカモがいっぱい。
そして、ここでは、一般市民とハクチョウやカモとの間がバリアフリーなのです。エサやりも自由。人々は、湖岸でハクチョウやカモたちにパン屑を投げ与えていました。幼稚園の子供達も、カモの群れの中に入って楽しんでいるのです。
福島市をはじめとして、市民と水鳥たちとの過剰な隔離政策に怒りを覚えていたので、何となく気持ちが暖かくなりました。
よかったー。
ここの子供達は、水鳥たちに自然な親しみを抱いていることでしょうね。
長浜のバックには、雪をいただいた磐梯山がくっきり。
磐梯山の頂上をズーム・イン!!!
素晴らしく美しいです。
猪苗代湖長浜で確認したカモは、オナガガモが80%、キンクロハジロが15%、ホシハジロが5%の割合です。マガモは見ることができませんでした。
それにしても、オナガガモとキンクロハジロが入り乱れた光景。すごいです。
オナガガモをズームアップしてみました。
背の黒い波状斑がくっきり写りました。
近付いても怖がりません。
何と、ユリカモメがいました。
赤い嘴と、黒い初列風切の羽先が特徴です。
よく見ると、湖面にたくさんのユリカモメがいました。
ユリカモメも、ここが海と思っているのかなー。
キンクロハジロの♂と♀です。
ここのキンクロは、近づいても、あまり怖がりません。
そして、おなじみ、ホシハジロです。
赤い虹彩がはっきり。
綺麗なカモですねー。
会津の水鳥を見たいなーと思っていたので、猪苗代湖のカモ達に出会えてラッキーでした。しかも群れの規模は、今まで見た内で最大。
すごい環境ですね。
猪苗代湖は、ここだけでなく、川桁近くの白鳥浜や天神浜の近くにもハクチョウ飛来地があるそうで、今度はそこも訪ねてみたいと思います。
この間、はれがさヤさんのブログのコメントにて、僕の質問にお答え頂いたこと、実現できましたー。うれしいですー。ありがとうございましたー。