昨日に続いて、国道114号を通って、今日は楢葉に行きました。
ばあちゃんのインフルエンザが治って自室に戻って、今日、初めてお風呂に入れる日なのです。
リリー園のお風呂は、天神岬から引いている、本物の温泉。ゆっくり入れば、ポカポカ。
お風呂に入る時間は分かるので、湯上がりした頃に行って、20分ほど肩もみしましたー。湯上がりに肩もみすれば効果あるから。
まー、僕の場合、マッサージ治療を施すつもりで、ゆっくりと時間をかけて行います。
リリー園を出てから実家に行って、ご先祖様に線香を手向けてから、井出川渓谷に行きました。
アブクマトラノオはやっと咲き始め。
その他いろいろ植物観察して、とある支流の奥地に行きました。
サプライズ!!!
ビンゴー!!
ヒメフタバランが咲いていました。
場所は特定して報告いたしませんが、9株確認できました。
狭い範囲に集中して繁茂していたのです。
花は間違いなく、ヒメフタバラン。
4月19日に、木戸川渓谷でサラさんと観察したものと、全く同じです。
感動というよりー、ホント、びっくったー!!!
花柄から子房・背萼片・唇弁などの様子を側面から撮影いたしました。
側萼片の具合を見ると、お相撲さんに似ているような。
見れば見るほど、面白い花ですね。
ちなみにこの写真は、接写して、さらにトリミングし、画像処理して分かり易くいたしました。
実際は、あまりに小さくて、花の観察にはルーペが必要です。
葉の様子。
ヒメフタバランの名の通り、葉が対生していますよね。
茎が伸展せず、対生した葉だけの株が近くに多く見られました。
ヒメフタバランは、福島県レッドデータブックのカテゴリーで絶滅危惧U類に指定されています。
福島県内では、現在のところ、いわき市中川渓谷と楢葉町の木戸川渓谷の2箇所で確認されていますが、今日確認した井出川渓谷は、3箇所目の自生地ということになりますね。
この自生地の保全について、これから、町と協議していきたいと思います。
以上、速報でした。