今回の観察会下見で、とっても魅力的な森林空間と感じた森が、達沢原生林です。
6月にハルモモさんと雄国沼に行った時に、8月に高山の原生林を守る会の観察会で達沢不動滝周辺の観察を企画している旨お話したら、達沢原生林の素晴らしさを教えていただきました。
今回の下見では、順路からして、観察会コースの一番目に達沢原生林を設定いたしました。
達沢原生林入り口の標識です。
達沢原生林は、大山祇神社の社叢になっており、この鳥居をくぐって入ります。
鎮守の森ゆえに、この自然林が守られてきたのですね。
昨夜、ハルモモさんからコメント頂きましたが、この原生林には、コナラの古木があります。
「コナラ」という標識が付けてありましたが、それがないとコナラとは気付かないでしょう。僕もこんな大木のコナラは初めてです。
樹齢は……、何百年ものなのでしょう?
樹高20mはあるでしょうか。素晴らしいコナラの大木です。
今度の観察会では、参加者の皆さんに、ぜひご覧になっていただきたいです。
こちらは、素晴らしいミズナラの樹冠です。
原生林の多くはミズナラの樹冠に覆われており、鬱蒼とした静けさが何とも言えません。
ミズナラも、このような太い古木を随所に見ることができますよ。
今度の観察会、多くの方々に参加いただいて、達沢原生林や達沢不動滝周辺の自然の素晴らしさを体験していただければと願っております。