疲れたー!!!
という感じ。
昨日と今日、北は北海道から南は沖縄から、ここ福島の地に諸人こぞりて、
第35回全国歴史資料保存利用機関連絡協議会が開催されました。
皆さんがひとしく、、、
「福島は寒い!!!」
「寒いよねー」
「秋田より暖かいと思って来たけど、秋田とおなじだな」
今日も、この秋一番の寒さでした。
特に、大阪、熊本、沖縄から来られた方は、寒さを強く感じたようでした。
昨日の午前中、研修会で、僕は、福島県歴史資料館の施設と業務のお話しをパワーポイントを上映しながら行い、それから、館内のご案内。
収蔵庫・文書庫を見学される方が、50人と、人数が多いので、1チーム25人で2チームに分けて案内いたしました。
文書庫に収蔵されている地籍図・丈量帳(福島県指定重要文化財)をご覧になった方は、その修復技術のレベルの高さと、県内をほぼ網羅する形で残っていることに驚かれ、
「こんなに揃っているのは、福島県と長野県くらいです」
と驚かれていました。
この原本は、昭和40年代後半から50年代にかけて在職されていた古文書修復の名人の方が、和紙と和糊を用いて、丁寧に修復されたのです。
それと、、、
明治・大正期の県庁文書が、それぞれの簿冊の厚さに合わせた形で中世紙のケースに保管されていることに、大変驚かれていました。
さらに、防衛省の資料室から来られた方は、県庁文書の中に、兵事・兵役関係の書類がかなり残されていることに驚かれておりました。大部分の自治体では、太平洋戦争終戦後に消却処分してしまったそうで、これだけ残っているのは貴重であるとのこと。
普段は静かな収蔵庫・文書庫の中も、大にぎわいでした。
午後3時過ぎからは、大会セレモニー、開会式が執り行われ、僕はその司会。
全国大会の司会は初体験で、国立公文書館の理事さんなどのお偉方が並び緊張いたしましたが、人の顔をカボチャと思えと昔教えられたので、僕は会場や演壇にいる人々の顔をさまざまな種類の猿に見立てて緊張を紛らわせました。
無事開会式セレモニーと、その後の総会を終えて、夜は交流会。
よーするに飲み会。
僕らはホスト県のスタッフなので、皆さんにビールをつぎまくりました。
僕も50人以上の方についで回ったかな、、
でも、自分でもしっかり飲んだら、やはり酔いました。
しかし、全史料協の方々は、よく飲む!!!
本当に酒が好きな人ばっかり。
よーするに、飲兵衛、、、
僕の方が参ってしまうよー。
僕は、沖縄の宮古島出身の方と、沖縄の海や植物の話で盛り上がりました。
「ぜひ、石垣島や宮古島に来て下さい」
飲み会が終わって、フラフラになりながら運転代行で帰ったら、途中、僕の車に随走してきた運転代行の車に250ccのバイクがすごいスピードで突入!!!
すごい音が後ろで、、
「ばか!!!」
すなわち、交通事故。。。
僕は酔っぱらっていたので、最初何が起きたか分からなかったけど、、、
いくらバイクでも250ccクラスが突入すると、すごいです。
ちょうど信号待ちしていた所に突入してきたから、脇見運転みたい。
「まるで特攻隊だね」
奇跡的に、バイクの運転手は打撲のみですんだようです。
うまく転がったからですね。
でも、突入された運転代行の車は、修理に時間がかかりそう。修理代と休業補償で、賠償金は高くつきそうでした。
信号待ちしていても、後ろには気をつけましょう。
明けて、今朝方は、とっても冷え込みました。
中庭のモミジも真っ赤に紅葉しています。
「綺麗ですねー!!!}
皆さんも、カメラを向けていました。
文化センター前庭のケヤキも、完全に色づきました。
朝から、大会事務局は受付を開始。
やがて、参加者の皆さんが集まってきました。
二日目の全体会が始まりました。
小ホールには、200名以上の方が入っています。
中には、前夜飲み過ぎで二日酔い気味の方もちらほら。
「公文書管理法と国・地方の公文書管理」と題して、国立公文書館の方の講演。
国民共有の知的資源であり、現在および将来の国民に対する説明責任、、、
非常に画期的な立法であり、地方自治体も、その趣旨を十分に理解していただいて、開かれた公文書管理行政を実現していただきたいと思います。
午後からは同僚の「福島県内市町村における行政文書・自治体史関連資料の管理と保管」についての発表があり、
やがて閉会セレモニー。
次期開催地の京都府にバトンタッチして、全ての日程を終了いたしました。
皆さん、本当に、ご苦労様でしたー。。。
そして、
日没となりました。
今日も福島に泊まって飲み会するメンバーがいるんだって!!!
うそー!! 信じられない。。。