水林自然林の樹々も落葉が進みました。
そんな自然林を歩いて、落葉樹がどのように冬支度しているか、その様子を観察してきました。
水林自然林には、アカシデ、イヌシデなどのカバノキ科クマシデ属の樹木がとっても多いのです。なので、近場の樹木探検にはもってこいの場所。
楽しいですよ!!!
あづま公園橋から眺めた、自然林のせせらぎ。
葉を落としたイヌシデです。
イヌシデの冬芽。頂芽には、雌花序と葉が入っているそうです。
イヌシデ果穂のようす。
来年の春に咲く花が楽しみですね。
ハリギリの樹肌です。
黄葉も終わりかけ。
またまた、イヌシデの樹肌。
ここ水林自然林には、イヌシデが多いのですね。
これもイヌシデの冬芽です。
こちらはアカシデの冬芽。細長い形が特徴的です。
僕がアカシデの花を初めて見たのが、ここなのです。
アカシデの冬芽に近づいて撮影。
アカシデの樹肌。
えー、、、これは何の冬芽でしょうか???
樹肌からすれば、イヌシデでしょうね。
頂芽が雌花序で、側芽は雄花序の冬芽なのでしょうか。
僅かに残ったイヌシデの黄葉です。
花芽や葉芽は、もう越冬の準備ができました。
冬芽の輝きは、新春の希望を感じることができて、とっても大好きです。
落葉間近のイヌシデ黄葉。
今年一年、本当にご苦労さまでした。
やはり、葉にも感謝を申し上げないと。
いかに素晴らしい樹木でも、葉がないと生きていけません。
毎年、光合成という重要な任務をきっちりとこなし、秋には散ります。
そして、散りてなお、腐葉土となりて樹木に滋養として命を捧げる。
いさぎよい葉の生き方に、僕は共感いたしますね。
これぞ、武士道です、、、
僕としては、
春に散る桜花以上に、落葉に「大和心」を感じてしまいます。
明日の樹林のいやさかを信じて散る落葉に対し奉り、
敬礼!!!!!
鎮魂ラッパ吹奏!!!
なにか、連合艦隊チックになってしまいましたが、
落葉広葉樹のドラマチックなストーリーです!!!
静かな自然林も、詳しく観察すると、様々な感動のドラマがあるのですよね。