今日、楢葉のばあちゃんのお見舞いに行ったら、施設の人が、
「インフルエンザが流行しているので、お部屋には行けません。すみませんが、面会室でお待ち下さい」
そーなんだよね。新型を警戒して、ウイルス・セキュリティもグレードアップ。
これで、ばあちゃん達がガードされるなら。
僕はまだ新型に感染していないけど、流行まっただ中の福島から来ているので、警戒しなければいけませんね。
いつもの肩もみが出来ないのは残念だったけど、極力短時間の面会で、リリー園を後にいたしました。
そー言えば、ばあちゃんの若いとき、日本にはスペイン風邪なるインフルエンザが流行したことがあるのです。その時には、今回の新型インフルとは比較にならない程の犠牲者が出たそうです。
いつの時代でも、新型インフルエンザは恐いですよね。
リリー園を後にして、楢葉町下小塙にある広徳院の大イチョウを見に行きました。
そろそろ黄葉が見頃なはずです。
お寺さんの駐車場に車を駐めて、山門を見たら、大イチョウが黄葉真っ盛り!!!
やったー!!!!!
今年は広徳院の大イチョウの黄葉を見ることができました。
広徳院は、正式には、真言宗智山派法樹山広徳院高斎寺なのです。
久安6年(1150年)京都は醍醐寺の末寺として宥光法師が開基したという由来があるそうです。
山門をくぐりますと、参道はイチョウの落葉に覆われていました。
大イチョウの胸高直径は、約2mです。
幹回りが6.1m、樹高29mを測ります。
すごい大きさですね。
楢葉町の天然記念物に指定されています。
この大イチョウの大きさをイメージする写真が難しい!!!
この写真で、大きさをイメージ頂けたでしょうか???
このイチョウは、白水阿弥陀堂を建立した、奥州平泉の藤原清衡の娘徳姫が磐城則道のところに嫁ぐ時に、ここの場所に霊気を感じて植えられたという伝説もあるそうです。
いろいろな角度から、大イチョウを撮影いたしました。
樹幹において枝が分かれるあたりですが、ものすごく太い幹回りですね。
樹肌もすばらしい。
ここの風景は、楢葉町の小京都と思っているのですが、いかがでしょうか?
モミジの紅葉とすばらしくマッチしておりました。
境内の雰囲気も、静寂のなかに季節の移ろいを感じます。
諸行無常のなかで、季節の美しさが輝く日でした。
それぞれの紅葉に仏性を感じて、、、
合掌