桃源郷、4月の花見山シーズンは、昨日の25日で、ピークは一段落ですね。
今年も、全国から多くの人々が桃源郷に訪れましたね。
花見山は、もはや全国区のフラワースポットです。
僕は、4月15日に、初めて、日中、花見山桃源郷のピークに、現地に行くことが出来ました。
もちろん、ひまわりと一緒です。
この日、小倉寺の観音様を参拝してから花見山に行ったのです。
僕は、ぜひ、目にしたいことがありました。
それは、花見山がどれだけ人々で賑わっているかです。
というのも、
花見山公園は、園主阿部一郎さんのご好意で公開されている民有地。しかも、戦後何年もかけて育ててきた花卉畑が公園として開放され、写真家の秋山庄太郎先生の活躍ともあいまって、全国区的な花の名所となっています。
そして、周囲の花卉農家の方々の活力ある花卉栽培も合わさって、公園周辺は、春爛漫の季節には桃源郷となったのです。
詳しくは、『シティ情報 ふくしま4』に詳しく記載されています。
それにしても、個人の花卉畑を無料で開放して全国区的な花の名所になった場所なんて、他にはありません。
僕は、この現象は福島の誇りであり、さらには、ひとつの文化と言えるのではないかと思いました。
カテゴリーとしては、里山文化ですが、里山を花卉畑とされた園主阿部さんをはじめとした渡利地区の花卉農家の方々のパワーが、「春爛漫の桃源郷」と言った全国区的な花の名所としたのですね。
そして、全国区的な花の名所を支えているのは、とりもなおさず、全国から訪れられた数十万人のお客様たち、そして、そのお客様をおもてなしする地元の方々です。
その実際の姿を体感することが、日中、花見山に行く目的のひとつでした。
僕達は、阿武隈川親水公園に車を駐め、シャトルバスに乗って花見山公園駐車場に着きました。
駐車場には、全国各地からの観光バスが所せましと駐まっています。
混み合いのピークには、この駐車場に至る道路が観光バスで渋滞するそうです。
駐車場から花見山公園に至る道路は、人人人、、、
土産物屋さんが、軒を並べていました。
もちろん、とっても混み合っています。
俳優の佐藤B作のお兄さんも出店していて、漬け物なんかを販売していたそうです。
花見山文化の経済効果は抜群みたいです。
花見山公園近くになると、行く人、戻る人の数がすごいです。
これも、地元に住まわれている方々のご協力と下支えがあってのことですね。
花見茶屋も、ぎっしりと賑わっています。
桜や花桃をあしらった帽子をかぶったマスターが、頑張っています。
個人のお宅の庭をも無料で開放して、年間数十万人の観光客をお迎えするという、考えただけでも大変なご苦労で、福島は、この季節、それなりの経済効果をあげています。
こういう形態の文化は、本当に、全国見渡してもありません。
園主阿部さんや渡利地区の花卉農家の方々は、他に比類なく福島市、福島県の発展に貢献なされておられます。
駐車場に集う全国からの観光バスたちを記録することでも、花見山文化のすごさを数値的に表現できると思いました。
帰りのシャトルバスは、満席で、僕らは立ち席でした。
これが普通の日(木曜日)の実際ですから、土日は、こんなものではないでしょう。
花見山公園と周辺の桃源郷が、里山文化として、全国的に誇るべく輝いていることを実感できました。
この日は、わざわざ、人混みを求めて、花見山文化がもたらす賑わいを体感したいがために行ってみたのですが、目的をはたすことができました。
続いて、今年の桃源郷の記録写真をUPしてみますね。