今日は指定休の日なので、午前中、平田村にばあちゃんのお見舞いに行ってきました。
いつものように、福島西インターから東北道に入ったのですが、あいかわらず大型トラックが多いです。
走行車線も追い越し車線も大型トラックの列。
安達太良サービスエリアもトラックでいっぱいです。
大型車無料化の影響はすさまじいものがありますね〜。
僕の後ろに、福島県警機動隊の車が赤色灯をつけて走っていましたが、追い越し車線まで大型トラックの列なので、なかなかスピードを上げて任務地に行くことができません。
それでも、福島トンネルの手前あたりで、ようやく追い越し車線に入れたようでした。
前回、ばあちゃんのお見舞いに行った時、ばあちゃんの血圧が高めだったので心配でした。
病室に入ったら、ばあちゃんはリラックスしたような表情で目が覚めていたので、少し安心いたしました。
僕が来たことがわかるらしく、お話もできました。
「今日は涼しくなったから、良かったね〜」というと「そうだね〜」と返事。
「身体で苦しいところないかい〜?」と聞くと「だいじょうぶ〜」
「夜は眠れている?」これが心配だったのですが「だいじょうぶ」とのことでした。
しばらく、ばあちゃんの足をさすってあげると、気持ちよさそうに、うとうとし始めました。
不自由になってしまった足をさすってあげるだけでも、気持ちよいのですね。
看護婦さんが来て、ばあちゃんに話しかけると、ばあちゃんは笑顔で看護婦さんに返事していました。
看護婦さんの声って、はきはきしていて、少し不自由になった耳でも、はっきりと聞こえるのですね。
心配だったばあちゃんの血圧のことをお聞きしたら、「安定するようになりましたよ〜」とのことで、安心いたしました。
毎回ひらた中央病院にお見舞いに通っていると、看護婦さんとも顔なじみになり、時々、看護婦さんも僕に身の上話などされます。
こういう場所で、人間と人間の心の会話ができるのかもしれませんね。
「幸せって、何だろう?」僕は、そんなこと考えました。
お金があることでも、素敵な洋服を着ることでもないですね。
月並みな表現ですが、やはり、家族と一緒にいることが出来るのが「幸せ」だと思いました。
今度の原発事故では、いくつもの「幸せ」が奪われてしまったと思います。
お金も何もいりません。家族と一緒にいることの「幸せ」だけが欲しいです。
そう、思いました。
「お盆には、孫達も連れて来るから、元気でいるんだよ〜」というと、何となく分かったような表情でした。
ばあちゃんは、カレンダーとか季節の感覚がほとんど失われているので、言葉で季節を伝えることが大切だなーと思いました。
「また来るからね〜。元気でいてね〜」と、病院を後にいたしました。
何時間でも病院にいたいけど、ばあちゃんや他の患者さんの安静の妨げになるので、そうもできませんね。
病院を後にして、少しマイナスイオンを浴びてリラックスしたくなったので、磐越道の磐梯熱海インターで降りて、母成方面に車を走らせ、銚子ケ滝に行きました。その後、ついでなので、土湯峠を越えて、幕滝にも行きました。
久しぶりに、天然のマイナスイオンを浴びて、心身ともにリフレッシュした感じです。
銚子ケ滝や幕滝の事は、後日、写真の整理が出来てからブログアップいたしますね。