あなたは、
警察署の取調室で取調官から、
鋭く尖った鉛筆の芯先を指先の爪と肉の間に突っ込まれてギューと押される拷問に耐えられますか?
これは、現実にあった事なのです。
現在、平田村に避難入院しているばあちゃんが、戦前に学校の先生やっていた時に、ばあちゃんのお友達が現在のいわき市湯本町で社会主義の本を読書する会合に参加していて、当時の特別高等警察に治安維持法容疑で逮捕されてから受けた拷問なのです。
鉛筆の先を指の爪先に突っ込まれた時の痛さは、とんでもない痛さだったと聞きました。
当時の特高警察の拷問、
女性の共産党員が捕まったら、全裸にされて、足首を縛られて天井から逆さ吊りされて、特高の取調官からお腹や太ももや女性の一番大切な部位に真っ赤になったタバコの火を押しつけられる。
竹刀で上半身を殴りつけるのはごく普通。
裸で天井から逆さ吊りに何時間、、それに竹刀や木刀で殴打し続け、
気を失ったら水をぶっかけて、同じ事のくりかえし。
鼻の穴から唐辛子水を流し込む、
これが、戦前の権力者の反体制派に対する警察の弾圧の手口だったのです。
小林多喜二は警視庁築地警察署の取調室で、特高の拷問で殺されました。
だから、ばあちゃんは、社会主義者が警察に捕まったら生きて帰れないと思っていたところがありました。
戦後でも、楢葉町の共産党シンパが選挙違反(という口実)で捕まったとき、富岡警察署で、焼け火箸を顔に押しつけられた拷問を受けた話を聞きました。これは、僕が中学1年生の時です。
民主主義の平和憲法下、平成の現在は、まさかそんな野蛮な拷問はないだろうと、皆さん思っているかもしれませんが、
信じられないでしょうが、
その素地はあるのですよ。
この間、暴力団との関係が発覚して吉本興業から追放された島田紳助も、挨拶が気に入らないとなれば、後輩に殴る蹴るの拷問を繰り返していたそうです。
権力者には、拷問的体質がありますね。
政治の世界では、菅直人総理を何とか引きずり落とそうとして、
菅直人政権も終わりになってしまいました。
この政治力学は、
佐藤栄佐久前福島県知事を県政界から引きずり落とした件と、全く同じ力学が作用しているように思えてなりません。
電力業界ファシズムなるものが、現実に存在いたします。
震災後の混乱した政界、
経済最優先で営利第一の電力業界が全面的にバックアップするような政治体制が確立してしまったら、
超保守的な政治体制になってしまい、あっというまに憲法は国家主義的な憲法に改悪されてしまい、ファッショ的な恐怖警察国家になってしまう可能性が大きいです。
そんなことにならないべ〜〜♪
なんて考えているのは、
甘いです。
大震災以降、菅直人総理の退陣がぜひとも必要だという風に世論操作されてしまっています。
いつの間にか、菅直人総理は早く退陣しなければ駄目だという世論が出来上がってしまいました。
じゃあ、菅直人総理に替わって、誰か有力な候補がいるのかと思いきや、総理候補乱立で、小沢派と反小沢派対立のていたらく。
ようするに、原発を徐々に減らしていこうとする菅直人総理を早く辞めさせて、原発推進の政治に戻したいだけなのですね。
この世論操作は、プルサーマル計画に反対していた佐藤栄佐久前福島県知事を県政界から失脚させた時と同じだな〜と思いました。
この先の日本、
電力業界ファシズムが政治の主導権を握り、
反体制派を警察力で弾圧するような人権無視国家になる危険性はあります。
だからこそ、
戦前の特高警察の残虐さを記録にとどめておきたいのです。
だまされるな!!!
我が愛する日本国民!!!!!