今年は、初夏のフィールドを歩いていても、
どちらかというと、
野生の花々よりも、新緑に魅入ってしまう、
そんな年です。
僕はどちらかというと、
紅葉が好きではあるけど、
それ以上に新緑が好きなのです。
新緑が新緑らしい淡い透明感がある彩りを魅せてくれる時期というのは、考えてみれば、ほんとうに短いのです。
今年は、余計にそれを感じました。
今年は3月4月と寒い時期が長かったため、いつもの年より新緑の嬉しさを強く感じたのかもしれませんね。
もう五月も中旬、里山では新緑から青葉茂れる季節へと移ろいました。
これから先は、山に登って、標高が高いブナ林の新緑を追うことになりそうです。
そんななか、
この間の日曜日に、高山の原生林を守る会の米沢市斜平山の観察会に参加してきましたが、その折にも、斜平山の新緑に感激しました。
昨年の5月15日にも斜平山の観察会に参加して、その時には斜平山のスプリングエフェメラルズの花々に惹かれたのですが、今年はそれにも増して青空の新緑に惹かれてしまいました。
斜平山の麓で見ました。
青空に若葉が萌えはじめたクヌギの大木、花が満開の姿、
これに感動しまして、次々と新緑を追いかけました。