東京は大雨でしたが、、、
上野の国立科学博物館で、11月10日まで開催されています、
日本のアザミの秘密
に行って来ました。
さきに国立科学博物館の門田先生から招待状が届いていたので、早く見に行きたいと願っていましたが、何とか行くことができました。
せっかくの機会なので、ひまわり君と一緒に行って、上野でたー君としーちやんと待ち合わせして、一緒に博物館に入りました。
上野公園は強い雨降りでしたが、多くの人が歩いていて、国立科学博物館もにぎわっていました。
受付で門田先生からいただきました招待チケットを改札して、日本館の企画展会場に向かいますと、
日本のアザミの秘密
が開催されていました。
素晴らしい展示に、感動です♪
具体的な展示内容は、皆様にも足を運んでいただきたいので、ここでは紹介は控えますが、
とにかく、見ごたえがございます。
アザミに関心がある方なら、一日いても飽きない、素晴らしい展示です。
写真撮影は、フラッシュを焚かなければOKです。
僕は、今日はコンパクトデジカメを持参したので、シャツターを押すとストロボが自動的に光ってしまい、それを制止する操作に苦労しました(汗
とりあえず、僕と関係する展示コーナーのみご紹介いたします。
ハッタチアザミの展示ブースがありました♪
そこには、地元の、いわき市久之浜町の人々の保護活動の記録が展示されていました。
地元の中学校の先生をなされておられました吉岡先生によるハッタチアザミの紹介が掲載されていました。
ハッタチアザミは久之浜町の誇りで、震災津波からの復興のシンボルとなつているようです。
これだけ、地元の方々に愛されていたのですね♪
久之浜町婦人会の皆様の保護活動への取り組みが紹介されていました。
久ノ浜中学校でも、種の保全に取り組み、理科の教材としても活用されています。
今回の東日本大震災の津波被害からの復興に向けて、ハッタチアザミも、そのシンボルとして地元の皆様方に愛され育てられているという素晴らしい展示に、心の底から感動を覚えました。
何か、
ハッタチアザミを見つけたことが、地元のお役に立つことが出来て、嬉しいですね♪
福島に在住している僕自身としては、震災後いろいろありまして、ハッタチアザミどころではございませんでしたが、こうして復興の役に立っているということは、
ハッタチアザミ自身も喜んでいると思います。
心から、久之浜町の復興をお祈り申し上げます。
ハッタチアザミの標本が展示されていました。
記載を拝見いたしますと、
2008年10月、湯澤先生が採取されて門田先生に送られた標本でした。
あの日あの時、僕は当時の福島県植物研究会会長の湯澤陽一先生にご示教を賜るべく、波立海岸産の不明アザミの写真をお送りしまして、それから先生が現地で標本を採取して、国立科学博物館の門田先生にお送りいただきまして、すべては、そこから始まりました。
現在は研究会顧問をなされておられます湯澤先生のご尽力によって、このアザミは研究の俎上に乗ることができたのです。
懐かしい想い出ですが、湯澤先生や門田先生のご尽力と学恩によりまして、ハッタチアザミは新種として記載されるに至りました。
ほんとうに有り難いことでございます(拝
懐かしく思い出されました。
ハッタチアザミのブースに、
懐かしい写真が掲載されていました。
この写真の原画は、
2008年9月29日に撮影したこの写真です〜♪
門田先生にお送りした写真を使っていただけたのですね♪
あの日のことが、リアルに思い出されました。
とにかく、
アザミをテーマとした展示、素晴らしかったです♪
アザミをさまざまな角度から掘り下げた展示です。
皆様、ぜひ足を運ばれまして、ご覧になってくださいませ。