今から13年前、平成12年11月25日に登った、奥土湯国有林道ゲート〜高山登山口〜瀬峰〜ふんどし〜麦平コースの記録をブログアップしておきたいと思います。
と、言いますのも、
ブログ友達の香さんが、先週の土曜日に同じコースを往復された記事を、香さんのブログ
「In today today」に掲載なされました。
記事を読ませていただいて、とっても懐かしくなりました。
それで、13年前の同じ11月、もう、山では晩秋というより初冬ですが、その頃に登った記録を忘れないうちにブログアップしたいと思いました。
平成12年というと、僕が登山を始めた年です。
もちろん、高山の原生林を守る会には入会していませんでした。
あの頃の僕と言えば、
佐藤光雄先生の『ふるさと吾妻山の植物』(歴史春秋社)を繰り返し読んで、山に持参したりデジカメで撮った写真と比較したりして、高山植物の名前を覚えて行きました。それから、高山の原生林を守る会の『吾妻・安達太良・磐梯山森ガイド』(歴史春秋社)を読んで、吾妻連峰の自然に興味を惹かれて行きました。それと、昭文社の『山と高原地図11 磐梯・吾妻・安達太良1:50000』を手に山を歩いたり、地図を眺めて山への思いを募らせていました。
そんななかで、高山の原生林を守る会の『吾妻・安達太良・磐梯山森ガイド』には特に興味を惹かれ、それが入会のきっかけとなった訳ですが、何故か、土湯温泉〜高山中腹の記事を読んで、魅力に取りつかれました。
それで地図を広げてみて、
どうしても登りたくなって、11月25日に登山を決行したのです。
もちろん一人です。
国有林道のゲートから出発し、国有林から高山登山口に入り、尾根に登って、尾根の上から瀬峰に至る道に入ることができました。
地図を見れば、この道に入れば、あとは道なりに麦平までたどり着くことができます。
あの頃、僕はフジのデジカメを持っていました。
今回ブログアップする写真は、全てフジのデジカメで撮影した画像です。
フイルムと違って、13年を経過してもデジカメのデータは画質が劣化しないのが利点ですね。
この坂を登りますと、瀬峰に至ります。
広葉樹の林冠は、すっかり葉を落としていました。
もう冬ですね。
しかし、登りが続いて、身体は熱く燃えていました。
けっこうな健脚コースですよ。
落ち葉を観察すると、ミズナラが多いです。
この時、初めて、林の木が落葉していても、落ち葉の種類と種類ごとの比率を調べれば森の様子をうかがい知ることが出来るのではないかと思いました。