この間の人間ドックを受けて分かったのは、僕の身体機能が低下していることでした。
大腸は、ごく小さなポリープでしたが、肺機能は、肺活量の著しい低下とか、気になることが多いです。
身体機能の低下には、有酸素運動で身体機能を活性化させる方法が有効と聞きました。
それで、これから休みの日にはなるべく長い距離を歩いて身体機能の活性化に努めたいと思いました。
何も登山だけが運動でないので、無理せずに有酸素運動をするには、ご近所を歩くのが一番だと思いました。
それで今日は、半日かけてご近所を歩きました。
汗ばむような一日でしたが、ご近所歩きの楽しさを満喫できました。
そして、素晴らしい発見がありました。
近所には、このような自然流路の小川が流れています。澄み切った美しい清流なのです。吾妻連峰の山麓の伏流水が湧き出た流れなのです。
昔から、荒井村、上鳥渡村や下鳥渡村の美田を潤してきた、歴史的な恵みの流れです。
流れに沿って咲くヒガンバナ。
「里の秋」という風情に癒されます。
いつもは通勤の時に車で通るだけの道。
その道の脇にも自然流路が流れています。
我が家のみかりん、たーくん、りっちゃん、あっちゃんが卒業した小学校の近くの流れ。
子供たちが小学生の頃、この流れの上流でホタルの乱舞を見ましたし、流れに大きなヤマメの姿も見たことがあります。
とにかく素敵に澄み切った流れなのです。
10年ぶりぐらいですね。この流れの道を歩きました。
そして、流れをゆっくり観察しました。
そしたら、
流れのなかにバイカモの姿を見ることができました♪
驚きました。
そして、流れに沿って歩いたら、
どこまでも、バイカモが連続して見ることができたのです。
わずかながら、花も見ることができました。
バイカモの花期は6月〜9月なので、残花ですね。
感激しました♪
かつて子供たちが通学で通り、僕が通勤で毎日通る道の脇の小川にバイカモとは、
本当に驚きました。
流れのほとりにひざまずいて、花を近くに見ることができました。
その名の通り、梅の花のような姿です。
バイカモは、今年の5月に裏磐梯で見て、花を見たいと願いながらも機会を逃してしまったのですが、自宅近くで見ることができて感激でした♪
考えてみれば、バイカモのお花を直接観察するのは、初めてでした。
ちなみにバイカモは、福島県のRDBでは準絶滅危惧種となっています。
ここの流れ、約1kmぐらい、ず〜っとバイカモを見ることができます。
そして、ここの流れは、
この標識のように、
「ふくしまの四万十川」ということで、地元上鳥渡区と下鳥渡区が環境保全に努められて来られました。
この清流では、一切の漁や採取は禁じられています。
この小川には、ヤマメも生息していますが、もちろん禁漁です。
地元の方々が意識を高くして環境保全に努めて来られたので、このような清流環境が残されてきたのですね。
手を合わせて感謝でした。
この清流が永久にと、
心から祈りました。