栃木県北部には、素晴らしい自然な渓谷が残されていました。
昨日は、あまりに暑いから、ひまわり君と、渓谷で森林浴してきました。
お昼の頃で宇都宮市周辺は33℃近く気温が上昇しましたが、渓谷は涼しかったです。
足を延ばせば那須の「鹿の湯」や塩原温泉で日帰り入浴も可能なのですが、せっかく涼んだのに熱い湯に入らなくともいいと思い、温泉までは行きませんでした。
塩原や那須山麓を刻んで流れる川の名前までは、まだ分かりませんが、昨日行った渓谷は、自然度が百パーセントでした。
渓谷を歩く道の入り口に、このような大きなブナが立っていました。樹齢百年以上の古木です。
ここからの道は、勾配がきつく、吊り橋も渡るサバイバルな遊歩道ですが、ひまわり君もよく歩きましたね。
彼女は「クマがいそうで怖い」と言いました。
なんとなく鬱蒼とした渓谷林です。
視界が開けてきますと、吊り橋です。
僕は吊り橋は大好きなのですが、彼女は、なんとなく怖そうでした。
あの揺れる感覚がスリリングで楽しいのですが、、、、
それにしても、渓谷の風景が、故郷である楢葉町の木戸川渓谷に似ている感じがしました。
そうなのです。ここの渓谷にはモミが多く見られます。そしてイヌブナもあります。
この渓谷はモミ−イヌブナ群集の中間温帯林なのでしょうか。
だとすれば木戸川渓谷に似ていて不思議はありませんね。
素敵な渓谷美、、、
そして、、
滝と出会うことができました。
このような吊り橋が渡れるのですから、楽しいです♪
あちこちで、フサザクラと出会うことができました。
やはり、双葉郡の渓谷に似ていますね。
懐かしかったです。井出川渓谷や熊川渓谷、請戸川渓谷を思い出しました。
コアジサイも、あちこちで見ることができました。
そして何よりも嬉しかったのは、
あちこちの湿った崖面で、イワタバコの群落と出会えたことでした。
花が咲き始めていました。
イワタバコの花を見ることができたのは、5年前に、ねもしゅうさんに教えられたいわき市の自生地以来です。
いたるところでイワタバコの群落を見ることが出来ました。
福島県の浜通りでは、イワタバコの群落となかなか出会えませんが、栃木県では、普通に見られるのですね。
そういえば、日光の神橋周辺や輪王寺近辺でもイワタバコが自生していました。
そして、、
ハコネシダの自生も確認できました。
ハコネシダも、ねもしゅうさんに教えていただいた、いわき市のイワタバコ自生地に生えていました。
今回も、イワタバコ群落の近くにハコネシダが自生していまして、あまりの偶然に、何か奇縁を感じました。
さらに足を延ばして、別の吊り橋を渡り、
深い淵の幽谷に至りました。
淵の流れは澄み切っており、
自然の渓の魅力を堪能できます。
そして、ここにも、、
滝がありました。
ひまわり君も、滝の涼しさに感動していました。
マイナスイオン100パーセントです。
生き返った気分です。
僕も、滝下の流れに浸りたかったのですが、時間も時間なので、ここで引き返しました。
宝積寺に戻ったら蒸し暑く、、(汗
渓谷との温度差に、ぐったりしました〜、、、