今日は休みの日で、日光に行ってきました。
日光東照宮の陽明門が、平成の大修理を終えて、3月10日から一般公開されていると知ったので、ぜひ見たかったからです。
昨年も東照宮には参拝しましたが、陽明門と御本社の唐門・拝殿・本殿が平成の大修理中でした。
改めて陽明門を拝観すると、ほんと見事ですね。
すべての写真をクリックしていただきますと、高解像度のスペシャル画像がご覧いただけますので、ぜひ、ネット上でご拝観ください。
この場所、
銅の鳥居から陽明門を目にする位置が、パワースポットだそうです。
鳥居には、徳川将軍家の葵の御紋が飾られています。
別名、日暮らしの門と言われるくらい、日が暮れるまで眺めていても飽きない、素晴らしい建築ですね。
大修理が終わったばかりということで、創建当時もこのように輝いていたかと思える美しさでした。
しばらく眺めていました。
ほんと、言葉にならないくらい見事です。
僕も最近、門建築の写真を撮り歩いていますが、日光東照宮陽明門は日本一どころか世界一と言っていいくらいの素晴らしさですね(^^♪
陽明門をくぐると、御本社の唐門が見えました。
こちらも、大修理を終えています。
唐門そして透塀の内側に拝殿が見えますが、拝殿と本殿は、まだ修理中でした。
唐門の柱には、リアルな竜の彫刻を見ることができます。
彫刻が施された柱に白い胡粉を塗り、その上に木彫りの竜を重ねています。
見事なものです。
そして、
唐門の柱の袖に、鶴をかたどった透かし彫りがみられましたが、円形の鶴の彫刻模様、どこかで見たことありませんか?
僕は、JAL(日本航空)の鶴のマークに似ていると思いました。
こちらにも円形の鶴の彫刻がありますが、こちらの方が、より、JAL(日本航空)の鶴のマークに似ていますよね。この円形の鶴の彫刻模様を赤く染めたら、まさしくJALのマークです。
何か、関係あるのでしょうか?
有名な、左甚五郎作の眠り猫です。
御本社そして祈祷殿・神楽殿・神興舎を含むエリアの廻廊から奥宮への入り口にあたる坂下門に抜ける入口の上に見られます。
眠り猫の反対側、すなわち、廻廊の坂下門側には、雀の彫刻があります。
表裏に猫と雀の彫刻を置いて、徳川将軍の治世が平和な世の中あることを願ったのでしょうか。そんな話を聞いたことがあります。
奥の宮、東照宮で最も神聖な場所です。
ここに、神君家康公が眠っておられます。
鋳抜門
そして
神君家康公が眠る奥宮宝塔です。
歴代の徳川将軍で、日光社参した将軍は、奥宮拝殿にて神君家康公の御霊に祈りをささげたそうです。
奥宮から降りて来て、陽明門の内側を眺めました。
陽明門の大修理が終わり、再び、東照宮建築の威容と見事さが復活しました。
陽明門の両側廻廊に施された彫刻は、陽明門と併せて国宝に指定されています。
眺めていて、ほんとうに飽きない。
というか、一日では見きれないですね〜
今日の午前中は晴れていまして、素晴らしい拝観を体験できました。
陽明門が再び公開されてから、土日は大変混み合うそうです。
拝観するなら、朝早くがいいですね。
ちなみに、高根沢町の我が家から東照宮までは、車で1時間弱でした。
御本社の修理が終わったら、再び拝観したいと願っています。