青空に映えるシダ、、
オシャクジデンダという、一風変わった名前のシダです。
漢字で書くと、
「御社貢寺連朶」らしいです。
久しぶりに、ここのオシャクジデンダに出会えました。
オシャクジデンダは着生シダです。
ここは、達沢不動滝です。
平成21年の8月に高山の原生林を守る会の観察会がここで開催されたときは、着生していた樹木は元気だったのですが、今は、途中から折れてしまいました。
それでも、折れ口にオシャクジデンダは生き残って着生していました。
写真をクリックして拡大画像をご覧ください。
櫛歯のような葉に、ソーラス(胞子嚢群)の並びが見えると思います。
何とかこれからも元気で生きてほしいですね。
久しぶりに福島に帰って来て、紅葉を眺めに、鬼面山麓から達沢不動滝に足を伸ばしてみました。
木の鳥居あたりの原生林もすっかり紅葉しています。
まもなく11月なのですよね。
お清めの水は、木の棒に溝を刻んだ樋を伝って流れていまして、
冷たく澄み切っています。
滝の自然を守るお不動様には、多くの剣が捧げられています。
大聖不動明王様がおわす、神聖な滝です。
手前のカエデが美しく色づいていました。
帰り道、出会った紅葉。
メグスリノキ、
そして、
チドリノキの黄色い葉が綺麗に輝いていました。