写真をクリックして拡大画像をご覧ください。以下同じです。
初めてカワガラスの撮影に成功しました♪
塩原渓谷の布滝上流、箒川の柱状節理を観察しながら歩いているときに、囀りながら川面の石を飛び渡って来たカワガラスと出会えました。
すぐにカメラを向け、ズームアップして撮影しました。
カワガラスは動きが激しく、すぐに飛び去ってしまうので、なかなか撮影できませんでした。
今回のカワガラスは、あまり移動せず、時折潜水して餌を求めています。
顔を流れに突っ込んで餌を捕える姿まで撮影できましたが、このカワガラスが場所をあまり移動しなかった理由として、ここが縄張りで、餌となる水棲昆虫が多いことが考えられるのではないでしょうか。
せっかくですので、カワガラスの姿をドキュメント風に紹介したいと思います。
写真の数が多いですが、めったに撮れないカワガラスのドキュメントなので、ゆっくりご覧ください。
写真はニコンのズームレンズで300mm目いっぱいにアップして撮影しましたが、それでも小さいのでトリミングしてデジタルズームアップしました。なので粗い写真となりました。
川面に点在する石の縁に立って、囀りながらあちこち眺めています。
一度去って、この石の上に飛来しました。
石は、このあたりの基盤岩で柱状節理を形成する玢岩です。
少し距離が縮まったので、300ミリズームで何とか撮影できました。
ここから、流れの中に顔を入れて餌を捕えるまでの一連の行動を記録しました。
流れに立って、何かを狙っています。
かなり真剣な表情です。
なかなか餌が見つからないのでしょうか。
浅瀬を少しずつ移動しています。
たまに振り返ります。
白い瞼を確認できました。
流れに嘴を突っ込みました。
一度顔を上げて、左を眺めた、次の瞬間、、
流れの中に顔を突っ込みました。
そして、、
水しぶきを上げながら、必死になって水中に餌を求めている姿です。
おそらく、川底の石陰にいる水棲昆虫を捕えているのかもしれませんね。
カゲロウやトビケラ、カワゲラの幼虫を求めているのでしょう。
とにかく必死です。迫力あります。
なかなか目にすることが出来ないシーンですね。
水しぶきのアーチが出来て、ようやく流れから顔を出しました。
餌は食べられたのでしょうか。
身体が水中に潜っても、羽毛には水玉がはじけているだけです。
身体から分泌される油を羽毛に塗っているのでしょうか。
川の流れで生活する鳥ならではですね〜、、
再び、流れを移動します。
なかなか、次の餌が見つからないのでしょうか、、
少し見通しが良い川石の上に立って、あたりを見回しています。
この後カワガラスは飛び立ち、別な場所で潜水していました。
カワガラスの食生活、かなりハードなことが実感できました。
カワガラスの行動を観察できたのは初めてで、ラッキーでした。
素晴らしく透明度が高い箒川、、
植物だけでなく、動物も素敵に観察できるのですね♪