あまり暑い日が続くので、ひまわり君を誘って、滝のマイナスイオンを浴びに出かけました。
日光のいろは坂を登って、中禅寺湖を過ぎて、龍頭の滝です。
このあたりも日差しが強く暑かったですが、滝の雰囲気で、それなりに涼めました。
近くの森の木漏れ日。
緑陰は気持ちいいですね。
それぞれに涼しい風が伝わります。
やはり、真夏は、滝に癒されます。
タマガワホトトギスの花が見頃になっていました。
久しぶりに見ました。
滝のそばに祀られていた観音堂。
ここは清浄な場所なのですね。
経文と願文が書かれた古木を輪切りにした板が奉納されていました。
蓮華文様が刻まれ、観音菩薩に祈る経文は西方浄土に届いたことでしょう。
龍の姿を髣髴とさせる木片。
滝に住まう龍をかたどっているようです。
さらに進んで、戦場ヶ原に向かいました。
標高1390メートル。
このあたりも、暑かったです。それでも中禅寺湖畔よりはいくらか涼しいかなという感じ。
ピンクのホザキシモツケの花が見頃で、とても美しいです。
湿原ではホザキシモツケが群れ咲いていました。
戦場ヶ原の夏を代表する花です。
ハクサンフウロの花を久しぶりに見ることができました。
福島の鬼面山を思い出しました。
あちこちに咲くトモエソウの花。
戦場ヶ原は植物の種類は多いのですが、湿原内には立ち入れないので、周辺の遊歩道沿いでの観察となります。
ちょうど、夏の花のピークだったみたいです。
でも、暑い〜〜、、
ということで、湯滝に急いで、涼みました。
上の湯ノ湖からの流れが滝となっているので、すばらしい瀑布です。
滝の下は、ほんとうに涼しいです。
ようやく一息つけ、
ここでしばらく休みました。
釣り人もいました。
何が釣れるのでしょう?
滝の近くで、お目当てのカリガネソウに出会えました♪
ほとんどが蕾でしたが、花が咲き始めていました。
たわんだ釣り竿みたいな雄蕊が独特な花姿ですね。
今回の最大の目的は、ここでカリガネソウに出会うことでした。
念願がかないました♪
いろんな角度から花を眺めました。
蕾の数がすごいので、来週あたりは、満開で見頃になりますね。
カリガネソウはシソ科だそうです。
湯滝の下のような、常に湿りがある場所に自生するようです。
幅広い葉は対生です。
周囲を見渡しますと、素晴らしい群落となっていました。
貴重なカリガネソウの規模の大きな群落ですね。
ここの群落は、他の方のブログにも掲載され、日光湯元のビジターセンターでも把握しています。日光自然博物館発行の『日光の花325』にも、「湯滝周辺」と記されています。知る人ぞ知るですが、それなりに有名な場所みたいです。
大事に保存したいですね。
近くの原生林には木道が整備され、のんびり歩くことができました。
ミズナラの古木なども見ることができます。
小さな清流に魚が、、
ニジマスでした。
放流ものですが、日光中禅寺湖や湯ノ湖あたりは、明治時代からのリゾート地で、当時日本に来ていた外国人が休暇に滞在するところでした。それで、外国人が釣りを楽しむために、ニジマスやブラウントラウトなどを放流していた歴史があります。
日光あたりで夏の休暇が取れる外国人は、貴族など身分が高い人もおり、そういったハイクラスの外国人の釣りは、フライフィッシングなのです。
それで、このような小川にもニジマスがいるのです。
湯ノ湖の湖畔で昼休みしました。
ここまでくると涼しいです。
お握りがとても美味しかったです。
こういう所では、塩味がついたお握りが一番ですね♪
今年、やっと出会えたネジバナです。
ちょっとした避暑気分が味わえました。
今日も暑くて、なかなか日本語を文字にするのが困難でした〜(汗