少しずつ、
デッサンの練習しています。
高山植物など、お写真では簡単に撮影できますが、
お花の絵を描くとなると、難しい。
なぜ難しいかというと、
それは、観察が不足しているからなのです。
それを克服するために、
簡単なお花から、デッサンの練習をしています。
色塗りには、まだまだ到達できませんね。
少しばかり描いた絵を、ご紹介してみましょう。
もちろん下手です。
土湯の仁田沼の近くで咲いていた、カタクリのお花です。
本物は、可愛いけど、、、、、
僕が描くと、、、ね、、
まあ、デッサンでは、若葉マークですから。
年齢は、次第に紅葉マークに近付いていますが(笑)
福島市荒井の山中で見た、様々なスミレ、
スミレサイシン、マキノスミレ、オオタチツボスミレ、アケボノスミレ、タチツボスミレです。
スミレのお花って、描くの難しいです。
マイヅルソウとツルリンドウです。
鬼面山麓で見ました。
それぞれ咲く時期は違いますが、デッサンでドッキングさせてみました。
マイヅルソウの細やかなお花の描写が難しかったです。
鬼面山麓で見た、ムラサキヤシオツツジです。
ただ、葉の特徴を見ると、あるいは、トウゴクミツバツツジかもしれません。
来年、もう一度確認してみますね。
鬼面山のゴゼンタチバナです。
一見、描くのが簡単そうに見えますけど、意外と難しかった。
鬼面山のミツバオウレンです。
素敵なお花なので、もう少し可愛らしく描ければと願っています。
鬼面山のミヤマシャジンです。
7月の素敵なブルー。
僕の大好きなお花です。
鬼面山のウスユキソウを描きました。
エーデルワイスの親戚です。
朝露に日の光が輝くウスユキソウは素敵ですが、
その微妙な美しさを描けるようになりたい。
サウンド・オブ・ミュージックの「エーデルワイス」を口ずさみながら描きました。
以上が、お花の絵ですが、
まあ、初心者なので、描けていないですね。
続いて、考古学関係の絵。
縄文土器を描きました。
文様の特徴から、縄文時代中期の中頃の土器です。
専門的に言いますと、大木8b式土器と申します。
こちらは、大熊町の上平A遺跡で発掘調査された、縄文時代前期の集落を復元した様子を絵にしてみました。
下手な絵ですが、現地説明会の資料に使いました。
この絵は何だと思いますか?
新地町でお話しする先輩にたのまれて描きました。
新地町の鹿狼山に腰掛けて海岸から貝を捕って食べている、手長明神を描いた下絵のうちの一枚です。
新地町にある国指定史跡「新地小川貝塚」は、言い伝えによると、手長明神が鹿狼山に腰掛けて海の貝を捕って食べたあとの貝殻が積もってできたそうです。
もちろん、本当は、縄文時代後期〜晩期の人たちが食べた貝殻が堆積したのですけどね。
この絵をスキャンして、データを先輩に渡しました。
色鉛筆で着色いたしました。
まあ、
とにかく、
描くのは難しいです。
江戸時代に出版された「草花略画式」や「画本福寿草」などに掲載されている、近世画人の描いた植物画は、素晴らしいです。
カメラなど、もちろんない時代ですが、素晴らしく描かれています。
さらに、蠣崎波響や熊坂適山などが描いた日本画も、素晴らしい筆のタッチと配色です。日本画ですから、当然、岩絵の具なのですが、素晴らしいです。
当時の人々の植物を見る観察眼は、素晴らしいものがあったと思いました。
やはり、絵を描くには、観察する力を養わなければなりませんね。
それが全ての基本だと思いました。