昨日と今日は、国立公文書館が主催する、全国公文書館長会議で、
花のお江戸に出張してきました。
暑かったです。
はーーー、、、
つかれまひたー。
昨日は、
江戸は神田で藪蕎麦(といきたいところだったけど、混んでいたので胡麻担々麺)食べて、国際アーカイブズの日記念講演会に参加して、
江戸城北の丸にある、国立公文書館に向かいました。
地下鉄銀座線の神田駅から日本橋駅で、地下鉄東西線に乗り換えて、竹橋駅で降りて、地上に出ました。
竹橋です。
竹橋は、北の丸の清水濠にかかっています。
彼方には、気象庁の建物が見えます。
江戸城北の丸の清水濠です。
お濠には、コブハクチョウが一羽浮かんでいました。
シベリアに帰らなかったのですね。
暑い夏、大丈夫でしょうか???
竹橋を渡ると、国立近代美術館、そして警視庁第一機動隊があります。
江戸城(今は宮城)の北桔橋門です。
国立公文書館に着きました。
ナショナル・アーカイブズとしては、諸外国に比べて、規模が小さすぎます。
韓国や中国、マレーシアなどの東アジア諸国では、国の誇りをかけて、歴史的公文書を管理する施設を造っています。
アジア諸国をはじめとして、ヨーロッパやアメリカでは、自分たちの国の歴史に誇りをもち、歴史的公文書をとっても大切にしています。
それにひきかえ、日本は、、、
もっと、自分たちの国の歴史、そして歴史資料を大切にしてほしいですよね。
このあたりに、我が国の政治家は、歴史を大切にしていないことが分かりますよね。
情けないです。
国立公文書館の4階から眺めた宮城の森。
天皇陛下がお住まいの御所周辺は、鬱蒼とした森となっています。
都心のど真ん中に、このような自然があることは、素晴らしいです。
でも、自由に入って自然観察は、もちろんできません。
年に2回程度、自然観察会を開催しますが、応募者がいっぱいいて、なかなか参加できないそうです。
平川濠の石垣は、とても素晴らしいです。
お写真の右端に、宮内庁書陵部の建物が見えます。
国立公文書館では、劣化した公文書の修復を見学することができました。
昔の公文書では、酸性紙を用いているので、劣化しやすいのです。
そのため、酸性紙をアルカリ液に浸して中和し、劣化した部分に和紙の繊維を充填して強化します。
コップから取り出したものは、和紙の繊維のかたまりです。
ミキサーで、水に和紙の繊維を混ぜます。
和紙の繊維が溶けた液に、劣化した公文書を浸します。
劣化防止処置のできあがりです。
日本の、このような、公文書劣化防止技術は、世界でも先端を行っているようです。
国立公文書館では、この修復シーンは、館内見学の重要な場面に位置づけており、世界のナショナル・アーカイブズでお仕事をしている人たちに対しても、公文書修復技術の研修を行っています。
世界に誇る技術はあるのだから、
公文書管理行政全体をもっとスケールアップしてほしいですね。
公文書の保管庫も見学することができました。
ここの保管庫はもう満杯で、
現在は、つくば分館の方で保管業務を行っているそうです。
全国公文書館長会議の懇親会が、国立公文書館4階会議室で開催されました。
乾杯の音頭は、
昨年、公文書の管理に関する法律の法制化に尽力なされたY理事さんです。
内閣府において、政治家たちと渡り合った強者とは思えないほど、とっても気さくなお方です。
わいわいがやがや、和気藹々と、懇親会を楽しみました。
福島県からは、僕らの職場のT理事長さんと僕とが参加。
このあと、T理事長さんと僕は、国立公文書館を辞して、地下鉄を乗り継いで神田に戻り、ビジネスホテルにチェックイン。
それから二人で夜の神田に繰り出して、
二次会やりました。
楽しくて、
飲み過ぎました。
ビジネスホテルって、ベッドなんですよね。
僕はいつもはお布団に寝ているので、
ベッドに寝ると、転がるような感じして、何回か目が覚めてしまいますー(笑)
明けて、今日は、本会議。
全国から、公文書館の館長さんたちが集まり、
明日の日本の公文書館行政の向上を目指して、皆さん、必死にがんばりました。
僕は随行員として、そのやりとりを必死に聞いていました。
えーーー、
疲れました。
、、、、、
お昼に、お蕎麦とカツ丼セットを食べました。
美味しかったですー(笑)
やはり、江戸の神田は蕎麦ですよね。
でもね、、
お江戸は、暑かったです。
しかも、人だらけ。
何か、人混みに酔った感じがしましたー。