MINMIという名前はかなり前から、よく耳にしていたがきちんと音を聞いたのはごく最近。「シャナナ」という曲があるんですが、かなり名曲です。
INFINITY16という人の曲で、MINMIと10−FEETが参加している「真夏のオリオン」という曲は、まさに胸キュンな感じで、サザンに負けず劣らず素晴らしい曲です。
というわけで、レゲエがアツい!!
ような気がしている。(すごい後のり)
そもそもなぜ、この日本においてレゲエはここまで定着しているのか。
いまや、若者の夏のマストアイテムっすよ。
しかもレゲエ祭りってなによ。(←横浜スタジアムで行われる大型フェス)
なんでタオルを振り回すの?それって世界共通なの?
数年前、最初にレゲエ祭りを知ったときは、一部のアングラな人たちがやっているもんだと思っていたんですが、今では、横浜スタジアムですからね。すごいですよ。
僕からすると、レゲエでイメージするのはやっぱりボブ・マーリィで、ちゃんと聞いたレゲエアーティストもボブ・マーリィだけなんですが・・・。
そんな、本場のレゲエを少しかじった事のあるロック好きからすると、俗に言うジャパレゲなるものは、かなりいろいろなカルチャーの要素が混ざり合っていて、「はぁ?これがレゲエ?」って、どうしてもなってしまうんです。
っていうか、今でもそう思っているロックリスナーはたくさんいるでしょう。
でも、よくよく考えてみると別に、レゲエなのかレゲエじゃないのかなんてどっちでもいいわけ。そもそも横浜スタジアムに来るたくさんのお客さんの中で何割がボブ・マーリィを聞いたことがあるのかって話で。そして、その人達からしたら、そんなレゲエのルーツなんて知ったこっちゃ無いわけ。
ボブ・マーリィやジャマイカのレゲエミュージックを一度も聴いたことのない人が来る(或いは、聴いたこと無い人でも余裕で来れる)日本のレゲエ祭り。
これって、すばらしい!!
今巷では湘南の風とかMINMIとかいろいろ流行っているけど、人々が飛びつくだけの魅力がある音楽って事だと思うし、湘南の風はあんま好きじゃないけど、MINMIみたいな才能のあるミュージシャンは本当にどこから出てくるのか分からないもので。
独自に色々な文化を結びつけて、ひとつの流行まで生み出すって言うのは凄いし、それがレゲエってんだから本当に面白い。
ロックがやっぱりまだ、巷の人々とかみ合っていないように感じるし、勢いが無いような気がして寂しくなる。

0