モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」が映画化される。
この話し自体は、随分前から耳にしていたが、予告編も公開され話題を呼んでいますね。
この絵本「かいじゅうたちのいるところ」というは、子供の時に何度も読んだとても好きな本で、大人になってから改めて買いなおしたほどです。映画の予告編を見るに付け、絵本の世界観はまったく崩れていない。見慣れたかいじゅうたちが、動いているだけで興奮しますよ。ストーリーは、映画版という事でいろいろ足されているだろうからそこも楽しみです。
そういえば、同じ作家でもうひとつ大事な本があります。
「ちいさなちいさなえほんばこ」と名づけられた本です。
この箱の中に、小さな絵本が4冊入っています。
これを買ったのは、多分現在ロフトが入っているビルの地下にあった本屋。
たしか、6歳か7歳くらいの時に買った気がする。
この本を見つけたときの記憶はすごく鮮明に覚えていますねー。
見つけたとき、
「あの本と同じ絵だ!ほしい!…でも高そう…これは、絶対ダメって言われるな…駄々をこねる事になりそうだ…」的な、あくまで。
一字一句こんなこと考えたとは言えませんが、こんな事を思いながら親にお願いしたのでした。結局、本を買えたわけで、その後に行ったご飯屋さんですでに封をあけ、一生懸命読んでいたのでした。
多分、何に惹かれたのかって中身はビニールがかかっていて見れない訳だから、箱のデザインにかなりやられたのかな。それを考えると、当時も今も趣味が変わっていないです。今見ても、古い木みたいな印刷されている感じとか素敵です。
確認すると、91年発行なのでかれこれ18年は手元にあるという事。
すげー。
確かに、ぼろぼろになったけど今でも、息子に頼まれて読んでいます。
意外と、僕は物持ちがいいのです。
というか、それだけ大切な本だという事ですね。
ほかにもモーリスさんの絵本は面白いものがあります。
天才だぜ、モーリス・センダック!


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