去る8月8日、第2回『八塔寺 星まつり』に行ってきました。
ちと遠方の結構な山の中だし、前日は現地も警報が出るようなゲリラ豪雨だったので、当日まで参加を迷ったのですが、手作り天体望遠鏡工作教室にまだ空きがあるということで、完全に意思決定。
ゆっくり散策でもしようと、早めに着いたのですが、会場準備すら大して出来てない状態だし、クソ暑いし、スタッフばかりで他の一般客は全然いないしで(笑)
しかし日中用に太陽望遠鏡を持ち込んでいた方がいて、生のプロミネンスを見せて頂きました。まさに中学生時代からの夢が叶った! プロミネンスやフレアって特殊なフィルター通さないと眼視出来無いんです。しかも凄く高価。ホント嬉しい。
そうこうしてる内にどんどん天体望遠鏡が集まって来ました。勿論こういう時に出撃して来る機材は普段なかなかお目にかかれないモノが多いのですが、その中でも異彩を放っていたのが、ユーハン工業さんの屈折赤道儀と、知る人ぞ知るチロ(懐かしい)のステッカーを貼った45cm(50cm?)のドブソニアンではないでしょうかね、個人的には。
特にユーハン工業さんの赤道儀って、JAXAの観測機器にも採用されるような精度を誇るオーダーメイドの機材で、ベテランの天文ファンでも実物を見たのは初めてって方が多いんですよ。で、スペシャルゲストとして、そこの社長さんが京都からわざわざ出っ張って来てくれたんですよ。
途中、観望会場を抜けて、夕涼みがてらに(?)予約してた天体望遠鏡教室工作教室へ。製作したのは星の手帖社の、激安の値段の割にとても良いヤツで(というか、他社のは全くダメだと思う)、レンズの組み込みはちょっと低学年の子には難しくて、子供からしたら手作り感は少なかったかもしれないけど、自分だけの天体望遠鏡として心に留めてくれたらいいなぁ。
辺りが暗くなってからは、想像以上に沢山のお客さんが集まったようでした。ただスタッフ側の仕切りが悪かったのか、全ての望遠鏡が土星を向いていたような?(笑)
んでもって時間も押してきたし、少し妙な雲も出て来たので帰路に着きましたが、個人的には天の川をじっくり写真撮影したかったですな。
因みに、会場は映画『黒い雨』、テレビドラマ『八ッ墓村』や「火垂るの墓』ロケ地なった様な山中なので、カーナビ頼りに行ったら、本当に車の離合も殆ど出来無い様な山道を通らされ、コレだったら帰りは街灯も無しで絶対にこんな所通れないよ。来なきゃ良かったと思ったのですが、現地の人に相談したら、実は逆方向に普通にちゃんとした舗装道路がインターまで通っていたというオチ。ナビは信用出来ん。

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