「羊頭狗肉(ようとうくにく)」という
四字熟語がある。
「羊頭を掲げて狗肉を売る」の略で、羊の頭を看板に掲げておいて、犬の肉を売る意からである。
見かけは立派だが中身は劣っていること、
見掛け倒しというやつだ。類語として
「牛頭馬肉」があるが、今では
馬肉はかなり
高価なので、当てはまらないかも知れない。
きょう、それらしき?
商品を見つけた。親父が知人から頂いたものの中に入っていた
「おつまみ」である。
袋詰めの中身が、表側と裏側で全く違うのである。
「上げ底」ではないので、やはり
「羊頭狗肉」の部類に入るだろう。
「やられたな」と女房と笑ってしまった。同じようなものを前に買ったことがあったからだ。今回は
もらいものであるから仕方あるまい。きょうは
お菓子ないや
おかしなものを見つけた。メーカーにしてみれば
「狗肉の策?」なのかも知れない。
表側 サキイカ、小魚、貝、マグロの燻製?など体裁のよいおつまみが並べられている。
裏側 ひっくり返すと「柿ピー」だけである。

0