読売新聞の投稿欄
「USO放送」の
県内投稿者で作る親睦団体
「福島USOくらぶ」の
新年会が
1月20日(土)の
午後6時から会津若松市の居酒屋
「ほっぺ」で開かれた。
「USO放送」は読売新聞の社会面と地域版に掲載されているもので、一般には
「三行コント」と呼ばれている。
エンピロは開始時刻を午後6時30分と勘違いして20分ほど遅刻をしてしまった。会場に向かっている途中で
レッツ剛会長から電話が入り、開始が
午後6時であることがわかった次第。なお、昨年7月に開かれた前回の
第2回大会でも、開始時刻を
勘違いして遅刻した経緯がある。いずれも
スケジュール表に誤って入力しているのだから始末が悪い。
新年会には
10名が参加した。今回も
出題者となる
読売新聞福島支局長の
KTさんを来賓に迎えた。KT支局長には昨年9月に着任したばかりにもかかわらず、快く出席して頂いた。会津からは
「レッツ剛さん」、
「やぶ石屋さん」、
「赤べこさん」、
「笑い茸さん」、
「車輪の上さん」、
「望楼さん」と
エンピロが参加した。
福島市からは
「ハジメさん」と
「アッチャンさん」が駆け付けてくれた。エンピロの到着を待って、事務局長である
赤べこさんの
進行により進められた。赤べこさんから、
2回続いたエンピロの遅刻について
“指導(イエローカード)”が出された。
3回目が起きたならば
“排除(レッドカード)”を覚悟せねばなるまい。最初に
K支局長が
自己紹介を兼ねて
挨拶し、続いて
レッツ剛会長が
所信表明を兼ねて
年頭の挨拶をした。引き続き、指名を受けた
エンピロが
乾杯の音頭を取った。遅刻したことについて丁重に
お詫びをしたことは言うまでもない。その後、会員それぞれが
自己紹介をした。
USO放送投稿のメンバーであるので、
新年会といえども酒を飲んで歓談するだけにとどまるはずはない。前もって
KT支局長から
「宿題」が課せられている。各自A4版の用紙に作品を書いて持ってくることになっている。投稿者の名前は伏せておいて、選者であるKT支局長に
1席(金)、
2席(銀)、
3席(銅)を選んでもらい、全作品の
講評を頂くことになる。今回のお題は
「五輪」。
平昌(ピョンシャン)冬季オリンピックを控えており、時宜に適ったものと言える。
1位に輝いたのは
車輪の上さんの作品。
2位が
赤べこさん、
3位に
エンピロが入った。せっかくなので
表彰台に上がった3人の作品を紹介してみたい。
応援団
選手より目立っちゃった
−喜び組
(車輪の上)
北朝鮮は平昌五輪に
「喜び組(美女軍団)」を送ることを表明した。ただ、後になって
「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の派遣に変更になったようだ。喜び組といえば、どこから集めたのかと思うほどの
美女ぞろいである。筆者好みの
卵型の
顔立ちが揃う(おぃおぃ)。喜び組に採用される
審査基準として
卵型の丸顔であることを耳にされた方もいることだろう。
身長も厳格な基準(160cm以上)が設定されている。
「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」も器量のいい女性で構成されているが、やや
年齢が上がる。オリンピックのおいては話題性に事欠かない。
車輪の上さんは注目されるであろう
喜び組を見事な作品にまとめた。
オリンピック新種目「我慢比べ」
エントリーしました
−米・北朝鮮
(赤べこ)
北朝鮮の
金正恩書記はアメリカ大陸まで
核ミサイルを飛ばせると
トランプ米大統領を牽制する。トランプ大統領も
「こちらも準備はできている」と負けてはいない。全世界は
戦争が勃発するのではないかと、ヒヤヒヤの日が続く。どちらも
「脅し文句」は得意である。
赤べこさんは、この両者の
やり取りを
五輪の新種目としてうまく表現した。種目名はどこか
「綱引き」に似ている。
続いてはエンピロの作品。
オリンピックテーマソング
歌ってみたいワ
−五輪真弓
(エンピロ)
「恋人よ」が大ヒットした
五輪真弓。オリンピックには欠かせない歌手かと思っていたが、どうして今まで
オリンピックテーマソングの
白羽の矢が立たなかったのだろう。
歌唱力を見ても決して
名前負けしているわけでもない。そんな彼女を話題にしてみた。ただ、歌ったとしたら
五輪(いつわ)と
五輪(ごりん)がごちゃ混ぜになって紛らわしくなることは想定内。ちなみに、
「歌ってみたいワ」の
「ワ」は
女性ことばとして付けただけでなく
、「輪(わ)」を意識していることは言うまでもない。
その後、
KT支局長から作品ごとに
総評(講評)があった。3位までの
入賞者に
金、
銀、
銅メダルが授与された。エンピロは前回の大会で入賞ゼロという不名誉な記録を持ってしまったが、今回入賞できてホッとした。今回は
選者が支局長一人である。
選者の
好みが大きく影響されるが、エンピロの得意とする
親父ギャグ・ダジャレの部類は基本的に三行コントに採用をしないような話があった。また、作品が
長くならないようにとのアドバイスがあった。
一口に
ギャグと言っても幅が広いというか奥が深い。
シャレ、
掛詞(かけことば)、
コント(寸劇)、
ウィット(機知)、
ユーモア(滑稽)、
ジョーク(冗談)、
パロディー(戯作)、
アイロニー(皮肉)など枚挙に暇(いとま)がない。決してエンピロがダジャレだけを考えているわけではない。
あらゆるジャンル、いわゆる
雑学ネタから
ネタになりそうなものを模索し、その中から
「三行コント」にまとめている。
なお、
赤べこさんが、
「平成29年度福島県USO放送番付表」を作成して全員に配った。東の正横綱に輝いたのは
笑い茸さんである。なんと年間に
51回採用されたのである。
レッツ剛さんが
34回で
西の大関、
赤べこさんが
26回で
東の関脇となっている。
エンピロも年間目標としていた
12回を達成し、
西前頭筆頭についた。赤べこさんは毎日
朝4時に起床し、作品を記録している。当然ながら
新聞をみて
三行コントを考え、
ほぼ毎日作品を投稿しているという。この熱意には本当に頭が下がる思いだ。
中締めは
KT支局長が務め、
三本締めでお開きとなった。さすがに
三行コントの仲間には
三本締めが似合う。その後、
2次会会場
「O」に移って、全員で
カラオケなどを楽しんだ。2次会が終わりかけたところで
エンピロは
運転代行を呼んだのだが、
やぶ石屋さんらに誘われて
3次会に足を運んだ。途中から記憶がなくなるほど酔っていたようで、
代行に電話を入れたはずが、誤ってレッツ剛さんに掛けていたらしい
。「行司差し違え」ならぬ
「電話掛け違え」をしていたようだ。
泥酔で不祥事を起こし、
引退に追い込まれた
式守伊之助ではないが、エンピロも西も東もわからなくなるほど泥酔していたことは想像に難くない。代行に送られて自宅に着いたのを覚えていない。

福島から支局長(中央)が駆け付けてくれた。

ハジメさん、アッチャンさんはいつもこまめに撮影してくれる。

挨拶するレッツ剛会長。

お詫びをしながら
完敗いや
乾杯の音頭を取るエンピロ。

1年間の掲載回数によって作成された番付表が。力作に頭が下がる。

番付表の解説をする赤べこさん(右)と望楼さん。

第3位の作品を解説するエンピロ。

第2位の作品を手にする赤べこさん。

車輪の上さんに金メダルが授与された。

最後は支局長が三本締めでお開き。

全員で集合写真。待たせたタクシーの運転手に撮影して頂いた。ちなみにドライバーはエンピロの知り合いだった。

ムード歌謡といえば、なんと言っても笑い茸さん。

しみじみと80年代の歌を謳うレッツ剛会長。

熱唱する望楼さん。

贈呈された会報
「福島USOくらぶ」第2号。40ページに及ぶ大作。
車輪の上さんが編集した。

会報には
「エンピロの知って得する雑学・豆知識コーナー」が設けられている。

第3位に入ったエンピロの作品。

エンピロがゲットした
銅メダル
ロゴバッジが贈呈された。スーツを着て、これを付けて参加したい。

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