SMAPが、NHK紅白歌合戦で2年ぶり2回目の大トリを務める。昨年の
大トリは紅組(小林幸子)だったので事実上2回連続である。新曲「Triangle」を披露する。 年齢、性別を問わず幅広い人気のあるSMAPを起用し、視聴率の低下に歯止めを掛けたい
NHKの意図がはっきり見える。「
スマない。あなた達しかいないんだ!」と頭をさげたとか。「
これを考えると夜も眠れない」と
大トリ啓助も嘆いているであろう。
第2部のオープニングでは「世界に一つだけの花」をステージ出演者全員で大合唱する。まさにSMAP一色だ。第2部といえば午後9時。民放各社が
「紅白打倒」を旗印に特別番組を編成している。そこへ「世界に一つだけの花」を持ってきているのだから、とっておきの演出である。TBSが「K−1 Dynamaite」で対抗。フジテレビも「PRIDE男祭り」で小川直也対吉田秀彦を予定していたが、突如小川が欠場を表明した。これでは
「紅白妥当」とタオルを投げたも同然とNHKはほくそ笑んでいるらしい。
さらに、視聴率のためなら何でもありとばかりに、司会には視聴率の稼ぎ頭
みのもんたを起用する。NHKだから、発言にもさぞかし制約が多いことだろう。果たして「みの節」が発揮されるのか。NHKは「
みのほど知らず」と言われないだろうか。
そのほかの話題では、
松任谷由実の初出場。紅白は生出演が原則なのだが、松任谷由実は外国からの放送らしい。これも果たして、やり方が
「真っ当や」といえるのか。
それにしても最大の頼りは
SMAPだ。
SMAPスマスマおっと
様様といったところ。「紅白のカリ
スマ」と言っていいだろう。

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