きょうは午前10時から
小学校の
卒業式。
PTA会長の
お出番です。夜は職場の課の
「追いコン(送別会)」で
不在となります。帰りが遅くなりますので、先に記事投稿します。といってもネタも準備していませんので、本日の
卒業式祝辞の
概要を掲載します。
卒業式祝辞
一昨日、WBCで王ジャパンが世界の頂点に立つという朗報を受けて、春の訪れが一気に早く感じられるようになった今日この良き日に、多数のご来賓をお招きして、かくも盛大に卒業式が挙行できますこと、心よりお祝いを申し上げます。
6年生の皆さん、ご卒業おめでとう。あなたたちが今から6年前、お父さん、お母さんに手を引かれ○○小学校の校門をくぐり、学校の大きさに驚き、戸惑いながらもすぐに同級生と打ち解けていったことを覚えていると思います。私には、あっという間に6年が過ぎていった気がするんですが、恐らく皆さんも、同じ気持ちでおられることでしょう。
新入生が入って来るたびに、お兄さん、お姉さんとして登下校で優しく面倒を見てくれましたね。また、春の運動会、秋の○○フェスティバル、スキー教室など、いつも下級生のお手本となり、リーダーシップを発揮してくれました。そんな頼もしい姿を何度も見させてもらいました。他にもマラソン大会、修学旅行など楽しかった思い出、口に出せずに悩んだこと、つらかったことなどが頭の中を駆け巡っていることと思います。それらを数え上げたら両手でも足りないはずです。
夢と希望を持って巣立っていく皆さんに、私から是非覚えておいてもらいたいことばがあります。小学生にはちょっと難しいかも知れませんが、
「情けは人の為ならず」ということばです。私は機会あるごとによくこのお話をするのですが、このことばの意味を
「情けを掛けることは、その人の人生において為にならないので、あまり情けは掛けない方が良い」と解釈されている大人の方が未だに半分以上おられます。しかし、これは
全くの誤りで、本来の意味は
「情けを掛けるのは人の為だけでなく、巡りめぐっては自分への報いとして戻ってくるので、情けは掛けなさい」という意味です。つまり
「他人が困っているときに助けてあげれば、やがて自分が困っている時に助けてもらえますよ」という教訓です。「
情けは人の為ならず。すべて己の為なり」と覚えてください。お断りしておきますが、
付け足しの部分はどの辞書にも載っておりません。あくまでも、私の
オリジナル格言です。「情けは人の為ならず」このことばを覚えているならば、みなさんは、きっと人に優しい人間になれます。
ご父兄の皆さん、お子様のご卒業おめでとうございます。
本当によくここまで立派に育てて頂いたと敬意を表するとともに感謝申し上げるしだいでございます。こどもの成長を一番良く分っておられるのも感動が大きいのも保護者の皆さんであります。家に帰ったら「6年間よく頑張ったな」と褒めてやってください。ただ、誰でもひとりで大きくなったのではありません。家族、先生などに支えられて成長してきたのであります。回りの人に感謝の気持ちをいつも忘れないことをもう一度教えてやっていただきたいと思います。
最後に、今まで熱心にご指導いただいた校長先生はじめ教職員の皆様、本日ご来賓としてご臨席いただいた村当局、教育関係者およびPTA関係者各位、さらには、ずっと温かく見守ってくださった地域住民の皆様に、深く感謝の意を表しお祝いのご挨拶といたします。本日は誠におめでとうございます。
平成18年3月23日
○○小学校 父母と教師の会
会長 エンピロ
2月22日付けの記事「仲人」でも、お話しましたが、原稿読み挨拶は「訴えるものが伝わらない。半減する」が持論で、本日の祝辞も「生(ライブ)」でやらせてもらいました。(持ち時間5分15秒)
手前味噌ですが120パーセントの出来だったと思います。

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