きょうは職場の同僚
IHさんの
結婚披露宴に招かれ参席してきた。
午後3時から
会津若松市の結婚式場
「ベル○クス」で行われた。実際は前の結婚披露宴が延びて
3時20分から開宴となった。この式場は
筆者の結婚披露宴(18年以上も前の話だが)会場でもあった。当時と
名前が変更になって、
改装されてはいるものの懐かしく感じた。
IHさんは、
同じ課に所属する後輩。年齢は
30歳程度。
新婦は
ちょっと若いか。
2ヶ月前まで我々同僚のほとんどはゴールインすることを知らされていなかった。
サプライズであったが。やはり同僚が結婚されることは我が事のようにうれしい。
当然、我々同じ課に所属するものとして、
一昨日急遽
アトラクションで
寸劇をやることにをした。といってもリハーサルをやる準備期間はない。同課の
Mさんが
原作、
Kさんが
脚本を担当した。その名も
「I家ある日の出来事」。一応
シナリオは出来上がったが、もちろん
「ぶっつけ本番」である。せっかくの機会であるから寸劇を紹介しよう。
我が職場のマスコット
「○○サイくん」の
被り物(牛)がスポットライトを浴びて登場。これは明日行われる
「○○○○まつり」に使うもの。中に入っているのは
IKさん。
一番若手の同僚だ。○○サイくんの
ナレーターを務めるのは宴会や旅行での
千両役者である
Tさん。
少しお酒が入ったら役者ぶりは彼の右に出るものはない。
○○サイくんが
欽ちゃん歩きでひな壇前に到着。
○○サイくん「私はI家にお世話になっている○○サイくん2号だよ。きょうはHあんちゃの結婚式だと聞いて
ベコ小屋から逃げてきたんだ。父ちゃんも今朝は忙しくて、ろくに
餌(えさ)ももらえなかったんだ。だからごちそうを分けてくれよー」
少し間をおいて
○○サイくん「お腹ペコペコ。お巡りさんに追われながら国道を走ってきたんだよ。このままじゃ
乳(ちち)も出なくなっちゃうよ」
間合いを見計らい
父親役の
Wさん(特別出演)が登場。手を振りながら○○サイくんを捕まえる。
父親のナレーターを務めるのは
エンピロ。
父親「いやー皆さん。きょうは息子Hの披露宴に来てくれてありがとさん。うちの息子も
競馬馬の見立てしかわかんねがと思っていたげんじょ、知らねうちに、
おなごの見立てもできるようになっていただな。たまげだー。いま流行のことばで言うと
サプライズだー。きょうは、○ーサイくんに頼んで、息子たちに今まで聞けなかったこと聞いてみっか。じゃあ、○ーサイくん、オレはきょうはなんぼ呑んでも、いづもみだく(いつものように)、かあちゃんにおごらんにがら(怒られないから)おもいっきり呑むべ。おめえ、オレの代わりに聞いてくろ」
父親退場。○○サイくんがマイクを持って、
「やれやれ」という表情でひな壇に上がる。
○○サイくん「おっかねー(怖い)S七父ちゃんも、きょうは機嫌がいいみたいだな。この際だから、Hあんちゃにいろいろ聞いてみっか」
○○サイくん「初デートは?」(うっしっしー)
新郎
「忘れました」
○○サイくん「初キッスは?」(モーさいこう)
新婦
「秘密です」
○○サイくん「プロポーズのことばは?」(モーごめん)
新郎新婦「・・・
想定内です」
○○サイくん「なんだ。
予想外だな」
○○サイくんひな壇から降りる。
○○サイくん「きょうはあんちゃの披露宴にきてくれてありがとう。
爆弾発言あっかと思ってヒヤヒヤだったけど、これなら大丈夫だな。あんちゃはいつも私のおっぱいもんで
乳搾るけど、今度は
Y代さんの
パイオツを…。
モー安心だ。ほんじゃ一足先に帰ってっからよ。みんな、あんまり呑みすぎんなよ。北海道に新婚旅行に行くって行ってたけど、本場の牛いや
道産子に
浮気すんなよ」
○○サイくんバイクに乗る格好でさっそうと退場する。
最後に
エンピロが数々の
ご無礼をご容赦願いたい旨の挨拶をして寸劇を終えた。新郎新婦も
サプライズさながら喜んでくれたので良しとしよう。
初めてお目にかかったのが、特別に依頼された
バーテンダーによる
妙技である。ちょっと表現を忘れたが、
お手玉代わりに
ビン、ボトルを回す芸である。テレビとかではよく見る芸だが、生では見たことがなかった。1回も失敗することなく素晴らしい芸を披露してくれた。ああ思い出した。
「ジャグリング」である。
新郎の両親とは家畜の仕事上20前から知り合いである。当事
新郎はまだ
小学生であった。ご両親には久しぶりにお目にかかったが、大変嬉しそうであった。
披露宴の演出も素晴らしく、参席者は満足して式場を後にした。我々は
2次会会場に移動し、余韻に浸り楽しいひと時を過ごした。

バーテンダーによる見事なジャグリング。空中にビン1本が浮いている
寸劇で活躍した○○サイくん
【お断り】IHさんからの強い希望により、本人らの写真は削除させていただきましたのでご了承ください。
平成18年12月13日

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