我が職場の
スキークラブの恒例行事
スキーツァーにしばらくぶりに参加した。4年前
北海道ニセコスキー場に行って以来の参加である。
SZ会長以下
7名の中規模所帯ではあるが、会を運営するうえではちょうど良い人数かもしれない。
今年は
野沢温泉スキー場がメインである。
3日間のツァーであるから1日は別なスキー場をとりあえず計画しておいた。
事務局を務める
Kさんが旅行業者を通して宿泊先は早くから確保しておいたが、
シーズン最盛期と言うこともあって、
ホテル・旅館はほぼ満杯状態だったらしい。
職場に
6時45分に集合。
Hさんの愛車
エルグランドにスキーや荷物を詰め込む。車のトップには、カーゴが2台取り付けてある。これはかなり積めるようだ。室内が広いワゴン車はさながら
サロンバスの様相を呈する。いよいよ出発会津を
7時に出発。
Hさんが
レンタルで借りてきた
「スクールウォーズ」〈全27話)も準備されている。これを見ながらの快適なツァーである。
Mさんいわく
「こういうのがいいよな。ビフォースキーがたまんねえ」と朝から缶ビールを立て続けに開けていく。ビール党の
Wさんも負けてはいない。
運転手のHさんの他はすでにほろ酔い状態である。
磐越道、北陸道、関越道を経由し、新潟県の
越後川口ICから
117号線に入る。このルートは過去2回野沢温泉スキー場に行ったことがある
SJさんのスムーズな
ナビにより、予定通りに進んでいく。昨年豪雪で有名になった新潟県
津南町や
栄村を通り
11時前に
野沢温泉村に入った。
宿泊先である我が宿
「四季の宿 ○一屋」を見つけ、チェックインを済ませ早速スキーの用意を始める。ここから
徒歩10分くらいで
「真湯ペアリフト」に乗る。このリフトはスキー場に行くための専用リフトで、一人で乗っていても幅も狭く不安がよぎる。
いよいよゲレンデに到着。近くのレストランで昼食を取り、
1.5日券〈7,500円)を購入して
日影ゴンドラに乗り込み
上の平駅(1,230m)に到着した。ここからリフトを乗り継いで
毛無山(1,650m)の頂上に着いた。頂上からの眺望は圧巻である。見事までな快晴で遠くの山々が鮮やかに写る。
筆者も久しぶりのスキーの感がする。ここ
3年間毎年スキーは履いてはいるが、
娘のスキーのお相手、学校のスキー教室のお手伝いぐらいがいいところ。スキーらしいスキーはほとんどやっていないに等しい。快適なスキーが大いに楽しめそうだ。
今年は暖冬でここも
70cm程度の
積雪。
昨年は
3mの積雪があったそうだ。それでも頂上付近の雪質は十分。みんな思う存分滑っている。ある程度滑って1番の下の
日影駅〈660m)まで下がったが、かなり長いコースでご老体にはちょっと辛い。
また、ゴンドラに乗って
上の平駅に到着したが、ここで
ハプニングが起きた。筆者の靴が
ビンディングにはまらないのである。調節されていたのがずれてしまっていたのだ。ようやく
調整して出発しようとしたが、
他のメンバーはいない。どちらに行ったのかわからないのだ。
途方にくれて
30分以上その場に待機していた。
誰かが来るかも知れないから動かない方が良いと判断をしたのだが、待ちきれず
リフトに乗りこんだ。程なく
場内アナウンスが流れる。
「福島県からお越しのエンピロ様、SZ様がやまびこ駅でお待ちです…」。もしかしたらと
期待していた矢先のことでありホッとした。メンバーに
合流できた。筆者も
帰巣本能で仲間の方角に向かっていたのである。
4時近くにスキー場を後にしてホテルに向かった。リフトから宿までのわずか
10分足らずがやけに長く感ずる。夕食までの時間風呂に入ったり
ビールを飲んだりで
アフタースキーを楽しむ。夕食は
午後6時から。
期待した料理も学生のスキー合宿レベルの食べ物で、これといった
目玉もないようで少しがっかりした。
土曜日料金とはいえ、
1泊2食付一人11,000円は少々高いか。ちなみに
平日は9,000円程度である。だが、やっととれた宿であり、
誰も不満を口にはしない。
宴会での
ビールもまた旨い。どこで飲んでも美味しいのだが。部屋に帰ってからもまた飲み始まる。
Mさんいわく
「こういうのがいいだよな。アフタースキーっていうやつが」結局
アルコールが入っているときは全部いいわけだ。確かに最高であることに間違いはない。
野沢温泉は
宿泊施設の風呂(内湯)の他に
無料の共同浴場いわゆる
「外湯」と言うものが
13施設ある。せっかくっであるから、筆者は
Hさんと
上寺湯、河原湯、大湯の
3つの外湯に入ってきた。無料でで入ることができるのだからすごい。しかも
掛け流しである。感謝感激である。2番目に入った
河原湯は熱くて入れなかった〈温めるための水道水もついてはいる)あの熱い風呂に学生風の人達が入っていたのには驚いた。
1番人気の
大湯にも足を伸ばした。ここで
珍プレーをやってしまった。足を伸ばして入ろうとしたが、
風呂が深く、足が短いのかバランスを崩して頭も全部湯船に使ってしまったのだ。他の客のいい
見世物になってしまった。
宿に戻り、午後
10時30分という
違例の早い時間に床に着き1日目が終わった。
●関連サイト
「野沢温泉観光公式ページ」

メンバー集合

やまびこ駅近くの展望台から火打岳と妙高山を眺める

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