スコットランド・プロサッカー選手協会の年間表彰式が22日、当地で行われ、
セルティックのMF
中村俊輔(28)が
年間MVP(最優秀選手)に選ばれた。欧州主要リーグでの日本人の年間最優秀選手受賞は初めて。
同賞はスコットランド・リーグ所属
選手の投票によるもので、最終4人の候補者から選出された。中村は
セルティックの
リーグ2連覇に大きく貢献、
欧州チャンピオンズリーグでも、決勝トーナメント進出の原動力になった。中村は
年間ベストゴール賞も同時に受賞した。
中村は
2005年夏に
レッジーナ(イタリア)から
セルティックに
移籍、最初の年から主力選手として活躍した。日本では、
横浜Mに在籍していた2000年に
Jリーグ年間最優秀選手に輝いたことがある。
<参考> 4月23日9時0分配信 時事通信
セルティックといえば
スコットランドの名門チームである。スコットランド・リーグでの
MVPであるから賞賛に値する。レッジーナにいたときは、そんなに抜きん出た活躍があったようには記憶していない。
筆者はJリーグの試合をたいして見ているわけではない。前にも書いたことがあるが、
中村俊輔の母親が
会津出身で、しかも
実家が近隣の町で近いという理由から応援している。このようなことから
会津では中村選手に声援を送る人が多いようだ。
2002年の
FIFAワールドカップ(日本・韓国開催)では代表選手からもれた。
実力も人気もあったが、
トルシエ監督から好かれていなかったため選ばれなかったのだ。
実社会でもあることだが、
「好き嫌い人事」で
芽が出ないで終わってしまう社員もいれば、上司、トップが代わっただけで
開花するものもいる。
能力は環境ひとつで、いつ開花するかわからない。
その後、
2006年の
ドイツ大会では、
初の代表選手に選ばれた。予選敗退したが、
ゴールを決めたのは記憶に新しい。
ジーコ監督からは高い評価を受けていたのだ。その後も、たゆまない努力を重ね、海外で活躍を続け今回の受賞となったのである。
中村俊輔選手 MVPおめでとう!

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