福島、群馬、新潟の
3県にまたがる
日光国立公園・尾瀬の山開きが
24日、
福島県檜枝岐(ひのえまた)村の
御池(みいけ)登山口で行われた。なお、山開きは、
福島県と群馬県側が毎年交互に行っている。今年は福島県が担当である。
ニュースによれば、好天にも恵まれ、リュックを背負った多くの登山客は待ちかねたように、
散策を楽しんでいたようだ。
暖冬の影響で、今年は
尾瀬沼(標高1665メートル)周辺では
残雪も少なく、湿原には、
ミズバショウやリュウキンカが咲き始めている。
ミズバショウの
見ごろは
今月終わりから6月上旬になる見込みである。
尾瀬は
山岳地帯である。
単なる観光地ではないのだが、都会から
初めて訪れる人の中には、何を勘違いしてか、
スニーカーならいざ知らず、
スカートなどの
軽装でやってくる方がある。
ハイキングどころか
ピクニック気分である。標高の高い、天候の変わりやすい山なのである。
登山客しか受け入れないところである。
尾瀬と比較されるところが、
長野県の
上高地。ここも毎年観光客でごった返す。
マイカー規制されているが、
観光バスでやってくる人の数は半端でない。ここは、
軽装でも歩けるところである。いわば、
ハイキングコースである。だから、尾瀬を訪れる人の中には
勘違いをしている人がいるわけだ。
筆者は、このところずっと尾瀬とご無沙汰している。いつ行って以来なのか記憶にないくらいである。
10年以上になるのか。それまでは
15回近く訪れているはずだ。
女房はまだ、
尾瀬に行ったことがないという。
尾瀬ヶ原まで行くとなれば、
ハードなスケジュールになるが、せめて
尾瀬沼ぐらいまでは行ってみたいもの。
娘も行ったことがないから、久しぶりに訪問してみようと思っている。
尾瀬も
マイカー規制が行われている。自然を守るためには欠かせないわけだ。
排気ガスが
自然破壊につながるからである。
上高地でも、
バスなどの車は駐車場でのアイドリングが禁止されている。
また、
ゴミもすべて
持ち帰りである。マナーを守れない人は行けないところである。残念なことに、尾瀬では
廃棄物の埋め立て問題が
発覚したことがある。それ以来、関係者が
環境整備・自然保護に一丸となって取り組んでいる。
尾瀬に
登山・ハイキングに訪れる方々には、マナーを守って尾瀬の素晴らしさを満喫していただきたいものである。尾瀬には
「ハイキングコース」はあっても、
「排気ングコース」と
「廃棄ングコース」はない。
名実ともに
尾瀬博士が身近にいるので、紹介をしておこう。筆者の親友の
ダキさんである。尾瀬に行った回数は今まで
75回を数える。
●関連記事
「尾瀬の写真(ダキバージョン)」ダキさんの部屋へようこそ3より
●関連サイト
会津尾瀬友の会

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