ファミリー学級も午前の部が終了し、一旦家に帰ってから、着替えて学校へ出直しである。午後2時からは
厚生委員会主催の
PTA球技大会だ。球技は
8人制による
ソフトバレーボール大会である。開会式に参加している保護者の数を見ると、1、2学年の親が多い。特に1年生の保護者は男性も多く張り切っているようだ。
抽選に入り高学年から順にくじを抜いていったが、我が
6学年は1回戦で、しかも
第1試合目で
1学年と対戦することに決まった。
ルールは
8人制家庭バレーボールを基本としているが、試合は本校特別ルールによって行われる。下の写真は少し見づらいようだが、試合時間が長くならないように配慮されていることが良くうかがえる。主なポイントを見ると、サーブは
アンダーのみ、男子は
スパイク禁止、
ラリーポイント制など。
ルール表
1回戦は、我がチームを見て、相手チームも
「初戦はもらったな」と思ったはずだ。6学年は
男子3名女子5名が先発。相手チームは
男6名に女2名の
婦人いや
布陣。試合が始まると、大方の予想通りこちらのチームが劣勢に立たされた。我がチームでバレーの心得のあるのは
KKさんぐらいか。しかし、後半に入って一気に逆転である。
SHさんの
変化球サーブが面白いほど決まる。終了のホイッスルがなり、メンバーは飛び上がって喜んだ。勝ち目の薄い試合をものにしてしまった。それにしても、小柄な
KHさんはいつも
笑いをとってくれる。大会の
目的は
親睦を深め
楽しむことである。
2回戦は
5年チーム。これまた
優勝経験がある
強豪だ。こどもが複数いる保護者は
「ふたまた」を掛けなければならない。夫婦で敵味方に分かれることもある。この試合も、
SHさんのサーブが決まる。相手コートにはSH夫人の
SYさんがいる。1回戦は味方にいた人が今度は相手チームの選手になるところが、この大会の面白いところ。影響を受けたのか、
SAさんのサーブも調子をあげ連続得点。前半、後半とメンバーを入れ替え
全員バレーを目指し、掛け声も勇ましい。もちろん先生も含まれている。2点差という僅差ではあったが、これまた
「金星」を拾ってしまったのだ。
いよいよ
決勝戦。相手はこれまた、優勝候補の
4学年である。今度は
SHさんが相手チームの選手だ。まともにやっても勝ち目はない。我がチームの
Kキャプテン(学年委員長)が
円陣を組み声を上げ気合が入る。
エンピロにサーブが回ってきた。どちらかといえば、サーブが得意な部類。SHさんと同じく
変化サーブが武器だ。調子がいいというか、
相手が自滅したというか、サーブが決まって
6連続得点である。これで勢いに乗ってしまった。相手チームはリズムを崩し、いいところなく、敗退したのである。我がチームの勝因はなんと言っても
チームワークだろう。あとは
平均年齢が1番高いという
経験と貫禄だろうか。特に、
IMさん、IFさん、SAさんは
3人の子供の
最後の行事となる。いい
思い出ができた。
1年、2年の保護者は、まだ
女子大生かと思わせる
服装や
顔立ちの
ヤンママ(若い母親)がたくさんいるのだ。それに比べ6年のメンバーを見れば、どこも
海千山千で
一日の長があるといえるだろう。閉会式では、優勝した
6学年チームに優勝の
表彰状と
トロフィーが贈られた。
2位は4年、3位が5年と高学年が上位を独占した。
サーバー、ネット、オンラインと聞けば、
パソコン用語であるが、
バレーボール用語でもあるから不思議である。ちょっと似ているが違うのは、
ブロックと
ブログあたりか。
3試合フルセットに出場した
エンピロも最高の
メモリーができた。

トーナメント表
ハッスルプレーの連続 ピンクの女性は応援ではありません。

娘さんを思わせるヤンママチーム(向こう側)
PTA会長から優勝の表彰状を受け取るKキャプテン
6学年優勝メンバー

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