きょうは
「阪神・淡路大震災記念日」である。
1995(平成7)年1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする
兵庫県南部地震が発生した。
マグニチュード7.3で震源の深さは約14キロ。神戸市・芦屋市・西宮市と淡路島の北淡町で初めて
震度7の
激震を記録した。
大都市
神戸を中心に阪神間の人口密集地を直撃し、鉄道・高速道路・港湾等の交通機関や電気・水道・ガスの
ライフラインが壊滅状態となり、自宅を失なって
避難した人は最大で
23万人に達した。
死者は、震災が原因で亡くなった人を含めると
6,434人を数えた。負傷者は約43000人、倒壊家屋は約40万棟。被害総額は
10兆円にも登る。
<参照> 今日は何の日〜毎日が記念日〜より
早いもので、あれから
13年も経ったのか。阪神地区に住む今の
中学1年生は、震災後に生まれたことになるわけだ。地震の
記憶はないわけで、親、家族などから、あるいは学校などで幾度となく大地震が起きたことを知らされて育ってきたのだろう。
きょうは
マグニチュードと震度の違いについて見てみよう。
「マグニチュード」は、
「地震そのものの大きさを表す単位」で、
「震度」は
「ある場所での地震による揺れの大きさを表す単位」と言えばわかりやすいだろう。
気象庁では、マグニチュードと震度の関係を、
電球の明るさと周りの明るさの関係で説明している。つまり、
電球そのものの明るさを表すのが
「マグニチュード」で、電球から離れたある場所の明るさが
「震度」に相当するわけである。
したがって、いくら
マグニチュードが大きくても(電球が明るくても)震源から遠いところでは震度が小さく(暗く)なる。ただし、
地震による揺れは地盤や地形に影響されるため、近くでも震度が異なる場合がある。
<参照> 「ことばのビミョーな違いがわかる本」 永岡書店発行
●関連サイト
「阪神・淡路大震災」フリー百科事典Wikipedia
●関連サイト
「震度」フリー百科事典Wikipedia

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