第一生命保険が恒例の
サラリーマン川柳の
入選作100句を2月4日に発表した。
サラリーマンの
日ごろの悩みなど
世相を反映したユニークな作品が集まった。
上司への不満を代弁した作品は、
「『空気読め!!』 それより部下の 気持ち読め!!」と憤り、また、
「風通し 言ってる上司が 防風林」と職場への不満を訴えている。一方、上司から見た作品では、要領の悪い部下に対して
「鈍感力 持ってることさえ 気が付かず」と嘆いている。
また、家庭の風景を描いたものに、
、「『今帰る』 妻から返信 『まだいいよ』」、
「無料でも 家族間での 通話なし」など、孤独な父親像が浮かび上がる作品も投稿された。
原油高や相次ぐ
食品の値上げ、
食品偽装などの世相を映した作品では
「安い値の ガソリン探し 遠出する」や、
「衣食住 すべてそろった 偽装品」、
「社長業 今や問われる 謝罪力」などの作品が集まった。
21回目となった今回は、07年10〜12月に
2万2245句の応募があり、今回、
入選100作品をノミネートした。さらに、
3月14日までホームページなどで人気投票を行い、
5月上旬には
ベスト10が決定する。
<参照>Yahooニュース(2月4日19時35分配信 読売新聞)より
毎年この時期になると、
サラリーマン川柳の
入選作100句の発表を楽しみにしている。そして一般からの投票を基にし、選定される
「ベスト10」の発表も話題になる。
その年の話題になった
社会問題などを
風刺したものが多く出揃う。今回は
「年金問題」「偽装問題」が多く寄せられるだろうと予測していたが、やはりあったようだ。もともと、このような
ユーモア・皮肉の類は3度の飯より好きなのだが、単なる
親父ギャグ・ダジャレだけでは作れない。
俳句・川柳などに普段から親しくしていないと、
17文字の川柳にまとめるのは難しそうである。少しばかり
能力と要領が必要だろう。
今年の作品100句どれを見ても、
秀作・傑作揃いで風刺が効いたものばかりだ。筆者は
時事川柳、サラリーマン川柳にはまだ挑戦したことがない。腕を磨いていつかは挑戦してみたいと思っている。ただ、
サラリーマン川柳にいたっては、いつも気がついたころは、
締切日が終わっているのだ。
●関連サイト
「第一生命・個人のお客様・お役立ち情報・サラリーマン川柳」

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