きょう
5月31日は
「世界禁煙デー(World No-Tabacco Day)」。
世界保健機関(WHO)が
1989(平成元)年に制定。国際デーの一つ。
1995年現在で、世界の
喫煙者は
10億1000万人で
約5人に1人の割合となっている。
毎年世界で300万人が喫煙が原因とみられるがんや心臓病で亡くなっており、このままでは2030年代初頭には喫煙による死亡者が年間1000万人に達するとはWHOは警告している。
<参照>今日は何の日 〜毎日が記念日〜
上の資料は
10年以上も前のデータであるから、最新の数字はわからないが、我が国の情勢をみても喫煙者の数は年々減っていると思っていた。しかし、世界全体で見れば全く
反対の方向に向かっているようである。現在は優に
11億人を超えていると言われている。
10年後には想像もつかないほど
増加しているかも知れない。
世界での喫煙者は低所得者に増加の兆しが見られるという。
中毒症の蔓延といっても過言ではないだろう。
いまはどこの
会議室も
禁煙になっており、大半の
事務所が
禁煙である。我が職場も例外ではない。外に行って吸っている人が大半である。それでも2階の会議室を利用する
部外者のために
分煙機を1台置いている。喫煙者は肩身の狭い思いを強いられているのは確かである。ただ、昨今たばこの
副流煙の危険度が問題になっている。
吸入によって非喫煙者が心臓疾患やがんにかかる危険性は20〜30%高まると指摘する声もある。
筆者は
禁煙して
23年になる。あれほど吸っていたのが、どうして止められたのか自分でも信じられない。当事を思い起こせば、
ドクターストップがかかったのは事実。かと言って深刻な状況になっていたわけではないが、
「これ異常吸ったら命がない」と自分に言い聞かせたことによって、今までには持ち合わせていなかった
強固な意志が生じたのだと思う。驚いたのは本人よりも回りだろう。「まさか毎日
ハイライトを
40本も吸っていたあの
エンピロが…」と。
「タバコは百害あって一利なし」と言われるとおり、健康に良いところはひとつもない。最近テレビニュースで
「タバコ+アルコール=肺がんにかかりやすくなる」というのを耳にした。つまり
タバコと酒の同時進行は良くないということだろう。筆者は今のところアルコールだけだが、
「酒は百薬の長」と言われる。それで毎日嗜んでいるわけではないが、こちらも
「過ぎたるは及ばざるが如し」である。肝に銘じたいものである。
●関連サイト
世界禁煙デー Wikipedia

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