今夜は
コンサートに出かけてきた。
「なごみーず」と聞いて、ご存知ない方も多いだろうが、4年前から始まった
3人組の
ライブコンサートである。これだけでは、なおさらわからないかも知れない。
2004年秋から始まった
伊勢正三(元かぐや姫・風)、太田裕美、大野真澄(元ガロ)の
ユニットである。
きょうの午後、
妹と女房と娘の4人でファミレスで食事をする機会があった。その時に、妹が
「きょう、喜多方プラザで『なごみーず』のコンサートがあって、旦那と行くんだ。仕事上の付き合いもあってチケットを買った」と話した。このコンサートについては、
女房も
ラジオCMで聞いていて、
「行ってみたいよね」と話していたのだ。だが、それだけで終わってしまっていたのである。ここは思い立ったが吉日、
妹が喜多方プラザの知人に
電話をして、
妹夫婦の席の後部席をキープ(全席指定)することができた。
今回のコンサートは
「喜多方プラザ文化センター」が主催。
「アコースティックナイトin喜多方」は午後6時30分開演。妹夫婦とホール入り口で待ち合わせして会場に入った。想定はしていたが、
客層は我々の世代しかも
夫婦連れと見られる人達が多かった。何と言っても
1970年代に大ヒットした
アーティストたちのユニットである。
伊勢正三は57歳、太田裕美が53歳、大野真澄は59歳で来年
還暦を迎えようとしている。
コンサートは3人で始まり、途中それぞれソロの時間を設け、最後はまた3人でのコンサートとなる。往年のヒットした曲が次々に披露される。歌もさることながら、
伊勢正三の
ギター演奏も聞き応えがあった。もちろん、
太田裕美の
ピアノ、キーボードも素晴らしかった。さらに忘れてはならないのが、
キーボード奏者の
細井豊。3人のコンサートを後ろでしっかり支えている。キーボード奏者がいなければあれほどの
演出はできないだろう。
大野真澄の
「ビートルズは聴かない」にはじまり、
太田裕美はデビュー曲
「雨だれ」や伊勢が作った
「君と歩いた青春」などを披露した。
正やんこと
伊勢正三は
「海岸通」「雨の物語」「なごり雪」(以上イルカ)「あいつ」などを披露した。コンサートも佳境に入ったころ、伊勢の
「22才の別れ」や太田の
「木綿のハンカチーフ」などがホールに響き渡る。
アンコールはもちろん
ガロの
「学生街の喫茶店」が披露されたが、こればかりではなく全部で3曲。最後は幻の名曲といわれる
「ママはフォークシンガーだった」で幕を閉じた。それにしても、3人とも30年以上も前となんら声が変わらない。特に還暦近い
大野真澄の澄み切った声には驚きを禁じえない。これが
プロなのだろう。
コンサートを3回見たような大満足感であった。最近ではこれほど
感動したコンサートはなかった。記念にと妹夫婦も一緒にライブCD
「アコースティックナイト(全5曲)」を買ってきたので、しばらくはCDを聴いて余韻に浸りたい。
太田裕美がコンサートの中で話題に触れたが、きょうは
11月22日で
「いい夫婦の日」である。我々も先週の
映画鑑賞に続いて、コンサートと
「いい夫婦」ぶりを発揮?できた。
●関連サイト
Wikipedia「なごみーず」
●関連サイト
伊勢正三 オフィシャルウェブサイト
●関連サイト
太田裕美 オフィシャルサイト「水彩画の日々」
●関連サイト
大野真澄 OFFICIAL WEB SITE「VOCAL BOOTH」
●関連サイト
細井豊−Music Wonder Land

「アコースティックナイトin喜多方」の入場券。

購入したLIVE CD「アコースティックナイト」と会場限定パンフレット。

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