昨日は一日
水稲種まき作業に追われた。いつものように早朝
5時から
Iさん宅で種まき作業が開始するはずだった。ところが作業開始前から
揚水ポンプの調子が悪く、1時間近く開始が遅くなってしまった。ポンプはまだ新しいようであったが、
「こういう類の機器は当たり外れがあるもの」と受け流すしかなかった。ただ、
水源(井戸水)から種まき機までの
ビニールホースが
30メートル以上あるので、
水圧が弱まることは十分考えられる。いろいろ試してみたがうまく行かず、結局は
水道水を使うことになった。最終的には6時に種まき作業が始まったわけで、
1時間の
ロスタイムが出てしまった。
その後、
マシントラブルもなく作業は順調に進んだ。8時で一旦機械を止め、朝食タイムを取ったあと
8時45分から再開した。今年はレギュラーメンバーの他に
新顔が登場した。
Tさんの
男のこども2人である。
高校生と中学生であるから、力強い助っ人になりそうだ。今年は
Tさんの育苗箱の枚数が昨年より増えたので、労力時間を考慮してこどもに頼んだのだろう。さらに昨年も来てくれたが、
I夫人の
姪っ子二人が今年も手伝いに来てくれている。最近では
準レギュラーといってもいいだろう。また、途中から
Tさんのお兄さんが手伝いに参上した。これまたありがたい強力助っ人である。
若手の助っ人は、
ビニールハウスでの箱並べに携わって頂いた。この日は天候に恵まれ、暖かい1日であった。ハウスの中は相当暑いはずである。我々は農作業場の中での作業であるから、全くと言っていいほど暑いとは感じない。軽トラックで箱を運搬する
Tさんは、
両方の部署を肌で感じているので
寒暖の差がよくわかる。途中で
半袖姿に変身したのには驚いた。
待ちに待った
「こびり(小昼:一服)」タイムは、農作業場とハウスの従事者が一堂に会する唯一の場でもある。
「こびリは時間を決めて早めに再開すんべ」と、誰からともなく声が掛かった。ロスタイムが響いているためである。
Bさん夫妻も顔を揃えた。毎年つっこみとつっこみの
夫婦漫才で楽しませてくれる。
あんみつなど甘い菓子類を頂いて、約束どおり休憩を30分で切り上げた。
順調に行っているときに、突然
トラブルが発生した。覆土を覆土マスに運ぶ
ミニコンベアが故障してしまったのだ。Iさんが
修理して使えるようにしたが、ロスタイムが出てしまった。この播種機は1時間に
500枚の処理能力があるので、機械の調子がよければ、
午後12時30分ごろには完了してしまう予定であった。ロスがあったものの、最終的には
午後1時10分にすべての作業を終えることができた。本日の播種した箱数は
2,900枚。
少し休んでから、
2時30分過ぎに
妹の嫁ぎ先での
種まき作業手伝いに向かった。手伝いと言っても、田んぼへの
据え付けのみの作業しかできなかったが、こちらも無事完了した。
●関連記事
「2008種まき作業」2008.4.20付け
携帯撮影(接写モードになっていたため、見事にピンボケ)

赤い機械が覆土(ふくど)を上部に運ぶ
「ミニコン」

I さんが今年試しに50枚ほど使ってみた
床土代用マット。土の代わりに敷くもので、養分も含まれている。名称不明。

今年から使い始めたおニューの
ポット式播種機。終わってから掃除をして所有者のUさん宅へ返しに行くところ。

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