水稲苗の
播種作業が
21日(土)の
午前7時から行なわれた。播種作業は
専業農家に依頼してあり、筆者と女房は我が家のハウスで苗箱が運搬されるのを待つ。
18日(水)と
19日(木)で、ハウス内の
準備はほぼ終えてある。
JAから苗箱の下に敷く
ポリエチレンフィルム(100m単位)を買い求めてきた。
280枚を並べられるほどの
ポリシートを敷いて準備万端。
一昨年、昨年に引き続き、今年も全て
コシヒカリのみの作付けとした。管理が楽なばかりでなく、苗を間違うリスクもない。今年も
稲刈を
全面委託するので、労働力分散と危険分散の心配も要らない。 播種作業は
専業農家の
I さん宅の農作業場で行われ、スタッフは総勢で
約12人だが、箱並べ担当の
7人ほどがやってきて、あっという間に並べ終えてしまった。だが、
問題が発生。
計算ミスでポリシートが短くて
継ぎ足しをした。エンピロの
頭の回転も
計算力も鈍ってきたようで、
カシオ計算機のようには行かなかった。我が家の箱並べが終われば、我々の任務は完了。
今年の
播種枚数は昨年より5枚少なく
280枚を準備した。
コシヒカリだけの
142aを予定しており、
苗箱は
10aあたり20枚を準備した。勤めながら、
苗の水遣りなど
苗管理から
肥料散布、
田起こし、
代掻き、
田植え、
除草剤散布までの一連の作業はかなり
ハードなものがある。その後の
水管理、
溝切りと続く。ただ、
仕上げの稲刈りを全面委託する予定なので、収穫時期は気が楽である。農作業に関しては素人なので、
専業農家や
JAの営農指導員からの
指導・アドバイスを受けることとしたい。
取り敢えず播種作業が終わった。
約1週間後には
シート剥がしを予定している。裾が隙間だらけのビニールハウスなので、ハウス内の
温度が急激に上がることはなさそうだ。
種もみ焼けが起きたり
発芽不良が起きる心配も少ない。ただ、きょうは
30℃に迫る高温になったので、日中ハウスを少し開けてきた。早めに水遣り用の
小型ポンプを準備することにしたい。夕方になってから取り敢えず、小型ポンプの
混合油を作っておいた。筆者も
晩酌では、
ビールと
日本酒の
“混合”になった。
【4月19日撮影】

買い求めたシートは
農業用ポリエチレンフィムと書いてある。

280枚並ぶようにシートをカットして敷いた…。両側にはシートがめくれないように
重しも準備。

育苗期間外(冬期間も含む)は側面のビニールは束ねておいたため、水が貯まり
汚れや
カビが発生していた。水で洗ってみたが、なかなか汚れは落ちない。
補修テープが役に立つ。

2人掛かりで何ヶ所も補修した。
【4月21日撮影】

準備は万端。箱並べ部隊の到着を待つ。
軽トラックで1回に
120枚を運搬する。全部で3回の運搬となる。
箱並べは7人の作業であっという間に終わった。

作業は順調に進んだ。播種した苗箱の土が乾燥しないように、並べ終えた箱に
シルバーシート(ラブシート)を被せていく。乾燥を抑えるだけでなく夜間の保温にもなる。

ここで
ポリシートが足りなくなるという
アクシデントが発生。苗箱を奥の方に移動してOK。

箱並べが完了。

日中高温が続いたために、脇を少し開けた。

ハウス脇を
メスの
雉(きじ)が歩いていた。あでやかな
オスの姿は見掛けない。

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