幼稚園の入園式が
9日(火)に行われ、
来賓として出席させて頂いた。
小中学校の入学式の翌日が
入園式となる。今年は
6日が
土曜日だったので、
小中学校の入学式が
8日、
入園式が
9日になった。
控室にて
主幹教諭による来賓の
呼名案内を受け、午前10時前に
入園式会場となる
ホールの
来賓席に着いた。以前は
年中組と
年長組の園児が席に着いて式が始まるのを待っていたが、
4年前から
スタイルが大きく
変化した。会場の
スペースを考えれば、全員が入るのは困難なことも一つの理由ではあるが、
年中組の
「ざわつき」を少しでも
軽減したいというのが本来の目的である。
保護者は既に新入園児が座るイスの後方に待っている。保護者席の後ろには
父親が
ビデオや
カメラを構えて立っているが、いつもと変わらぬの風景である。
最初に
「お友だち紹介(新入園児)」が行われたが、これは小学校でいう
「入学児童呼名」に当たる。今年の新入園児は
男子12名、
女子10名の
計22名で、昨年の
26名と比べ
男子のみが
4人の減となっているが、女子の数は昨年と同じになっている。新入園児は入ったばかりで止むを得ないが、
入場する時から
泣いている子が数人いた。
連鎖反応で泣き始める子が出るのは想定内。保護者と来賓は
拍手で迎えるが、来賓は
泣く子を見て口元が緩む。その傍らで
数人の先生が泣く子を上手にあやしているが、さすがはプロで手慣れたもの。中には母親の席に向かってしまう園児もいたw
最初に
「園長のお話」では、
園長が
「歌やお遊戯、給食など楽しいことがたくさんあります。元気で幼稚園に来てくださいね」と優しく声を掛け、保護者には
「お子様を励まして送り出してやって欲しいと願っています。保護者の皆様の協力を得ながら、方向性を同じくして、笑顔あふれる幼稚園づくりに励んでいきます」と挨拶をした。
お祝いのことばでは、自治体の
首長が
「お友だちと楽しく過ごしてください」と声を掛け、保護者には
「子どもは地域の宝です。地域が一体となって、次世代を担う子どもたちの子育て支援に取り組んでいきます」と挨拶した。最後に
保護者会長の
Kさんも
「毎日楽しく笑顔で幼稚園に通ってください」と新入園児に声を掛け、保護者には
「幼稚園の先生を信じ、子どもを預けて欲しいと思います。保護者会としても、幼稚園での生活が楽しいものになるよう力を注いでいきます」と述べた。
来賓紹介と
祝電披露に続いて、
職員紹介があった。子どもを抱っこしている先生もいて、保護者のように思えてしまった。そして
在園児の
年長組が入場し、
「ご入園おめでとうございます。これから一緒に遊びましょう。平成31年4月9日 年長組」と
歓迎のことばを述べた。一糸乱れぬ
歓迎のことば(実際はもっと長い)に大きな
拍手が起きた。
「2年間によく成長したものだ」という驚きと感動の声が上がるのは当然だろう。そして見事に
園歌を斉唱した。来賓紹介で名前を呼ばれた時は、エンピロを始め
来賓の大半は、新入園児に負けない大きな声で
「はい!」と
返事をしている。
新入園児は
3年間、先生(職員)、友だちと一緒に楽しい
幼稚園生活を過ごしていく。思う存分楽しんで欲しいと願う。そして
2年後には立派に
歓迎のことばをやるに違いない。
30分足らずで
入園式は終了したが、新入園児にとってはこれが
限界であろう。最後は
母親に手を引かれながら教室に向かって行った。これで筆者は今年も
卒業式2回、
卒園式1回、
入学式2回、
入園式1回の
計6回すべてに出席させて頂いた。
2年連続の
“皆勤賞”である。

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