4月29日(月)の
午前8時から
肥料散布を実施した。
4月26日(金)の午後3時30分過ぎに
JA購買部から注文しておいた
肥料を受け取ってきて、
女房を助っ人として
軽トラでそれぞれの圃場に必要分を運搬した。
今の
ブロードキャスターは一昨年購入したもので、今年が
3年目となる。
キャビン付きトラクターに合わせて、
リモコン操作ができるタイプを買い求めた。肥料散布に使う作業機を
「ブロードキャスター」と呼ぶ。まずは、
ニュースキャスターではないことをお断りしておきたい。
23日に
業者を呼んで
キャリヤ(整地板)を外して、
ブロードキャスターを取り付けてもらった。なかなか自分一人で覚えられずにいるが、業者の
担当者が来てくれるので助かる。
今年も
エンピロが
オペレーターを務める。我が家の遠く離れた圃場から始めることにした。
Oさんは
軽トラで移動。肥料散布を始めようとしたが、
散布機の
尻尾(散布筒)が振らない。つまり、
PTOにレバーを入れても
ドライブシャフトが回らないのだ。何度かブロードキャスターを上げ下げしても作動しない。担当者の
Fさんに
電話を入れると、あいにく
休日割当日だった。それでも、現場に来てくれると対応してくれた。何とそうこうしているうちに動き始めた。作動するようになった旨をFさんに伝えた。
散布する肥料は
「会津土づくり基肥(もとごえ)248(20kg)」と
「JAスーパーみのくん(鶏糞)15kg」で、それぞれ
10aあたり2袋を散布する。肥料は昨年と変わらない。
基肥は窒素分が多く、散布にバラツキがあると、収穫時期に肥料過多による“出来過ぎ”になり、イモチ病の発生とイネの倒伏が生じるので、慎重に行わなければならない。なお、
「会津エココシヒカリ」の栽培なので
肥料を抑えめにしてあり、それに伴い
収穫量も少なくなる。
シャッターの
開閉度合いは
リモコンで
調整するが、どのくらい出るのか実践してみないとわからない。リモコンの微妙な加減が
排出量に影響する。一昨年、昨年とスタート時点で多めに排出してしまい、
倒伏を引き起こす結果となった。少し走り出してから
排出ボタンを押すのだが、今年もうまくいかなかった。
「JAスーパーみのくん」の場合、ばらつきがあっても倒伏などの心配がなく、それほど気を使うことはない。
3年目になったにもかかわらず、学習能力が足りず
時間短縮にはならなかった
午前11時を回った頃、
女房がタイミングよく冷たい
ドリンク(お茶)を持ってきてくれた。喉が渇いてきたころで、ちょうどよい
休憩となった。10分ほど休んで作業を再開した。順調に進まなかったので肥料散布は
午後12時30分を回った。ブロードキャスターを水洗いして格納すべきだったが怠ってしまった。後で
掃除をすることとしたい。
肥料には塩分が含まれており、錆びが発生してしまう。Oさんの協力を得て、
ロータリーを取り付けた。これで、
畑うない、
田うない(耕起作業)ができる体制は整った。
天気予報によれば、明日から芳しくない
雨模様の天気が続くと言っていた。圃場が乾く暇がなく、
耕耘(こううん)作業は遅れる見込みである。
“耕耘の女神”はいつやってくるのだろうか。
【4月23日】

業者を呼んで
キャリヤを外し、ユニバーサルジョイントと
3点リンクを取り付けてもらう。

配線も繋いで
ブロードキャスター取り付け準備OK。

ブロードキャスター取り付け完了
【4月25日】

助っ人の女房。

フォークリフトで積載するので、パレットの上に積んである。

圃場ごとに配分しておく。
【4月29日】

Oさんは今年は「天粒のつぶ」を栽培するという。我が家とは肥料も異なる。

空になった肥料袋をまとめている。

運転席から後方を撮影

運転席から前方を撮影

配線を外してブロードキャスターを片づける。2人とも老眼で細かいのが見えないw

ロータリーを取り付けて耕耘作業の準備万端。

天候次第だが、田起こしがいつになるのやら。

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