【10月12日 第1日 その2】
扇沢駅からは
関電トンネル電気バスに乗る。今まで
トロリーバスだったが
今年4月から
電気バス変わったらしい。前情報として
モスラーさんは
期間限定の
乗車券の割引を見つけていた。
大人の休日倶楽部会員証を提示すると
2割近い割引きになるとのこと。通常
9,210円が
7,640円になり、負担額が減るのでこれは大きい。全員が
会員であるので何ら問題はない。モスラーさんの
ファインプレーに拍手を送った。出発までは映画
「黒部の太陽」の
写真や
展示物などを眺めながら過ごした。
13時30分発の
バスに乗る予定でいたが、
おやきを買っていた
ダキさんの姿が見えない。電話を掛けても応答なし。次のバスまで待つことにするかと思っていたところに姿を見せた。
ダキさんは
「従業員のおばさんの指示で3階に行ってしまった」とのこと。
2階の
改札口を通らずに
バス乗り場に案内するのは理解できないのだが。まずは揃って一安心。バスは我々を待ったために少し遅れて出発。
トンネルの長さは
6.1kmで所要時間は
16分。トンネルの中で
富山県との
県境を通過した旨の案内があった。ここからは富山県の管轄になる。
黒部ダム駅に到着すると、ダムまでは
5分程の
徒歩となる。トンネルを抜けると
雨が降っていたが
風は吹いていない。ダムからの眺めもかすんでイマイチ。メンバーは
「明日に賭けるしかない」と撮影もほどほどに先を急ぐ。ちなみに
黒部ダムは
1,470m、
黒部湖は
1,425mで、
扇沢駅の
1,433mと差がない。
ダムを横断して10分程で
黒部湖駅(1,455m)に到着。ここからは
黒部ケーブルカーに乗る。どこに行っても
座席が濡れるということから雨具は脱がなければならない。扇沢駅で渡された
ビニール袋に
雨具をしまい込む。黒部平駅までは800mで5分で到着する。座席に就いていると、
係員が雨具の入った
ビニール袋を届けてくれた。
エンピロが
忘れたものである。天候不順により
観光客が少なかったのですぐに届いたが、
混雑していたらどうなっていたかわからない。
ダキさんが
「ケーブルカーは右側と左側でどちらが見晴らしがいいか」と問題を出したが、過去に2回乗っている
エンピロは
「全部地下なのでどっちも何も見えない」と答えた。
初の訪問となる
モスラーさんと
しか〜しさんへの
クイズだったのだろうか。
黒部ケーブルカーは国内唯一の
全線地下方式である。
14:25に
黒部平駅(1,828m)に到着。ここは
眺望のいいところなのだが、雨が降っているので外には出ないで、すぐに
ロープウェイに乗ることにした。
立山ロープウェイは
全長1.7kmで所要時間は
約8分となる。紅葉真っ盛りなのだが、外の景色は
ガスがかかっていてほとんど見えない。雨の影響で山肌を縫うように
水が流れ落ちる。
大観峰駅(2,316m)に到着したが、ここも
見晴らしがいいところなのだが、外はあいにく何も見えない様子。待合室で
休憩をとることにした。
エンピロは
リュックに詰めてきた
缶ビールを出す。山で乾杯をしようと
保冷剤を入れて冷やしてきたのだ。
しか〜しさんも準備してきた
笹かまを出して配った。想定外のビールとつまみに全員がご満悦。ほぼ貸し切りの待合室で
乾杯となった。

扇沢駅内の2階には
「関電トロリーバスの歴史50年の歩み」の写真が展示されている。

石原裕次郎主演の映画
「黒部の太陽」を忘れてはならない。

電気バスの中で何やら話しかけるダキさんとクロさん。

黒部ダム駅に到着。

黒部ダム駅には
「黒部第4ダム」の模型(縮尺1/186)がある。実物のダムは186mの高さとなる。

黒部湖に到着。標高1,425mで扇沢駅とほぼ同じ。

雨が降っていてダムを眺めたり撮影したりの余裕なし。

黒部ケーブルカーに乗車。

黒部ケーブルカーの中。貸し切り状態であった。

ロープウェイの中から撮影するモスラーさんら。残念ながら景色は見えない。

しか〜しさんも撮影に余念がない。

雨が降ったので山肌を滝のように水が流れる。

大観峰の休憩所で乾杯。北海道限定のサッポロクラシックを冷やして背負ってきた。ダキさんとエンピロはプレモルで我慢。

しかしさんからは
「松かま(松島蒲鉾)」の豆腐かまぼこ
「むう」の差し入れがあった。

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